マーケットの愚か者

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9:30 米国市場はほぼ変わらず、為替は円高気味でCMEは度重なる余震の影響で下落して引けている。福島原発事故のレベルが、チェルノブイリと同等で過去最悪水準との発表も売られる材料となる。円売り材料だが、リスク回避の円買い→資金回収の動きが勝るが、時間と共に円売りが再開されると思う。
本日より野球が始まる。戦後の復旧にはスポーツや芸、興行が大きく貢献したとのニュースを今朝見ました。戦後は戦後、全て終わっているのです。これ以上悪くなる事はあり得ないのです。コツコツやっていれば確実に良くなるのです。今は明らかに違います。大地震とその余震はまだこれからです。マグニチュード9と同等、それ以上の規模の地震が発生する確率は震災前より高いのです。断層が刺激されて東海地震を誘発する可能性だってあります。原発問題は先が全く見えません。肝心な原子炉本体の後片付けは完全に手付かずの状態です。近寄れないのです。更に被災者の問題に絶対的電力不足。私はスポーツや芸能等の興行がテレビに映し出されるとニュースチャンネルに変えます。そんなモノどうでもイイ事でありタイムリーな情報入手の障害となるだけです。国民は現状と真剣に向き合い、逃げずにこの大問題を直視し戦わなければならのいのです。関係の無いスポーツや興行に気を向かせて何の意味があるのか？ただ単に現実逃避、現実から逃げて何の利点があるのか・・・。医療を始め生活に絶対的必要な電力を削いでまで、野球を見る価値ってあるのでしょうか？もう少し、まともに戻れるまでおとなしく出来ないのでしょうか、少なくともその関係者は何の被害も被っていないのですから。まともな生活、余震が収まり電力の安定化が図られるまで、不要な電力消費は止めてもらいたいものです。今は戦後では無いし、問題は現在進行中です。集中して真剣に向き合いましょう、この問題に。

16:00　場中も比較的大きい余震が連発する。緊急地震警報が発動される度にTickは50円程度落ちる。割高なプットが更に割高となる。原発事故レベル７と連発余震に9500円まで下落。冷静に考えれば新しい事は無い。福島原発は着実に封じ込めに向かっているし、余震は予想の範疇。建玉制限はあるが、冷静に割高プットを売り建てる。当限、�E月限の6000円台はSQ　ATMの可能性は限りなくゼロに近い。グラグラ揺れてビビる損切り買いと、それを煽る新規買いが入る事を想定する。震災直後の高値が再示現する可能性も低いが、それに近い噴き値も十分に想定する。
為替はやっと押しらしい押しが入った。元々値位置の低いUSDはもう少し下げて欲しいレベル。値位置の高いAUDは当分買えないがEUR118円、GBP135円割れ、CAD85円割れを買い拾いたい。USDは大きく下げれば即買い。