きみこのマンガ風味な読書記録的感想

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炎の蜃気楼38　阿修羅の前髪／桑原水菜
おお…信長に「一応」打ち勝ちましたが、伊勢は上杉派（赤鯨衆）派と織田派でまだまだ戦っていますよー。直江もなんとか無事です。しかしあんなに頑張って布都御魂を手に入れたのに、高耶さんには効き目がなかったという…かわいそうすぎる。そして鶴を折る直江（笑）あ、兵頭は船になりました。

あかずのふみきり／かわかみじゅんこ
常々絵がきれいだわあ、読みたいわあと思っていたかわかみじゅんこさんの本。やっと読めました。
男の子の主人公の恋愛対象が男の子だという話が多く収録されていたので一応BLに入れてみましたが、どっちかというと青年漫画なんじゃないかと思ってます。じんわり心に響くいい漫画が沢山収録されていました。漫画上手い…！他の本も読みたいですー。
「暴力温泉芸者」と「息もふれあうくらいにね！」がアホで面白かったです。

かわいい／さかもと麻乃
タイトル通りかわいい男子がいっぱいでした…。短編集ですが、私は「ケガ小町」「好きなので」がお気に入りです。なんともツンデレっぽい子が多い単行本なので、そういうのが好きな人にはお勧めです。

炎の蜃気楼37　革命の鐘は鳴る／桑原水菜
表紙の直江がぼろぼろになってるのに白い手袋はまだはめている…というのが萌え…（笑）伊勢が怨霊大合戦場になっています。信長は地面の中に封じられたり飛び出てきたりです。いろんな人が消えていきますが、まだまだ希望は捨ててないです。
あ、真田幸村とかも出てきました〜。

蔓草の庭／加東セツコ
いやあ…やっぱり加東さんの絵には色気があるわあ…。なんだかとてもしっとりしています。黒髪の人が多いからでしょうか？
表題作が一番しっとり系の漫画でしたかね。私は「箱」「コンディショナリィ」が好きです。「コンディショナリィ」は誘い受け万歳！って感じでいいよときめいたよ！

炎の蜃気楼36　耀変黙示録7　濁破の章／桑原水菜
安土城どっかんどっかんの巻。わあ、もう…またいろんな人達がどんどん消えていっちゃうよう。寂しいよう。それにしても、小太郎はやるなあ…実はすごい人なんですね！（笑）
さて、このシリーズはこれで終わりのようです。崇徳院がどっかーんとなった後、どうなるのかな。早く続き読まなくちゃ。

さよならキャラバン／草間さかえ
草間さん初少女漫画コミックスです〜。お話台詞世界観、とても個性的でかわいい！やっぱり草間さんは漫画が上手いと思いました。
比良坂町という町で起こる、少し怖くて不思議であったかいお話が沢山詰まった単行本です。「本日はお日柄もよく」「比良坂町よもやま怪談」がお気に入りです！

青い花　4巻／志村貴子
杉本先輩は華麗にイギリスへ旅立ち、あーちゃんふみちゃんは２年生になりました。新しいクラスの子とか後輩とか先生とか、魅力的なキャラクターが増えましたよ〜。次の演劇祭は「鹿鳴館」です。三島由紀夫ですね！
あーちゃんはかなりふみちゃんを意識する様になってしまっています。ああドキドキする。
それはそうと、新しいお友達上田さんがあーちゃんに「奥平さんは小さくてかわいらしいわね　キーホルダーにしてカバンにつけたいかんじ」と言っているのがとてもひっかかりました。キーホルダーにしたい的な台詞、なんかBLで読んだ様に思う…………と３時間ぐらい考えまくって思い出しました。雁須磨子さんの「のはらのはらの」で倉野くんが「西戸崎っつったっけか　あいつ　かわいいよな　なんかちいさくて　キーホルダーみてー」と言っていたのでした。なんだこれこういう言い回しってちょっと変わってるなあ面白いなあと思って心に残っていたのですが、一般的なの？それとも雁作品へのリスペクト？
　

青い花　3巻／志村貴子
あーちゃんのお兄ちゃんがどこにでもついてくる！（笑）…なのに、ちゃっかりモギーとつきあうことになったりしてるんだもん…この人いくつぐらいなのかしら。モギーは高校一年だぞ！？
井汲さんはなんだか問題を抱えていそうだし、杉本先輩は離れていっちゃうし、あーちゃんはふみちゃんに「私の初恋はあーちゃんなの」と言われていました。わードキドキだね！

たかが恋だろ／原作：英田サキ　漫画：山田ユギ
中学の頃から泉巳を思い続けていた高津戸さんがいいよ…刑事さん、刑事さんです。椹木さんに（泉巳の義兄。ヤクザ）にヤキモチ焼きすぎでかわいいったらないです。
いやいや、これ結構真面目に感動するお話でした。面白かったです！ヤクザの椹木さんがかっこよすぎて、この人これで消えるのもったいないなー…と思ったら、どうやらこの人が主役の話も書かれているようですね。そっちも読みたいなあ。