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2021年06月30日
三国峠へ再び〜北海道大分水点と三国山〜
先日行った「北海道大分水点」ですが、何かモヤモヤした感じが残ってました。
「北海道大分水点」が目的でしたが、そのすぐそばに見えている「三国山」山頂へ行けなかったこと、
ゆっくり珈琲を楽しむことができなかったこと、
自分のタイミングではなく、強制的に下山させられたことが原因でしょう。
そんな感じでしたので、6月22日、再度登りに行きました。
今回も車で8時間近くの旅になりますので、より楽しもうと前回とは違った道を行くことにします。
小樽、当別町を経由して国道275号線を北上し、滝川市から国道12号線で旭川市へ、
旭川市からは国道39号線を進み、大雪ダム付近の分岐で国道273号線を行くというルート。
前回のことから、山には朝早くから登った方が良いということで、
出発を1時間早め6月21日、21時に家を出ます。
順調に走り、現地に着いたのは22日、4時、前回よりも2時間早く到着しました。
出発時間を1時間はやめたのと、車での移動が1時間短縮されたことによります。
このルートはほとんど峠道がなく、比較的規模の大きな町を経由していくので、非常に楽に運転できました。
ということで、さっさと準備して登ります。
登山道入り口、4時40分出発、前回から2週間たっていますので緑が増えてますね。
沢の水は流れていましたが、心持ち水量が減っているように感じました。
所々残雪はありましたが、登山道を覆っていた雪は全て溶けていましたので、
携帯したアイゼンは使いませんでした。
前回より時間が早いので、東側から昇る太陽に向かって登ります。
5時30分、尾根に出ました。
5時45分、北海道大分水点到着。
前回より10分ほど早く着きました。
雪がないのでアイゼンなんかの装備時間が無い分、短縮されたのかな。
天気は前回よりも雲はなく順調。
5時50分、三国山を目指します。
ここから見る三国山も前回と比べると緑が濃くなってますね。
GoogleMapやGoogleEarth なんかで見ると尾根を歩く快適そうな道に見えますが、
実際は2mほどあるハイマツの間を縫うように道があるため、
枝をまたいだり、かがんだりしながら進みます。
自分の都合が良いように想像をしていたものですから、ちょっとイラっとします。w
6時05分、三国山山頂到着。
天気は問題ないし、清々しい空気と景色、最高です!
ただ、ちょっとアブなんかの虫がうるさかったかな。
360度山ばかりの景色ですが、その山並み、特に今回は「北海道大分水点」を中心とした
沢形状を堪能しに来たわけですから、その辺を楽しみます。
しばし撮影をした後は、珈琲を淹れます。
ついにこの時が...w
準備していましたが2回も使うチャンスを逃していた道具たちですが、やっと使ってやれます。
お気に入りの珈琲豆を挽いて...
淹れてやります。
北海道大分水点に乾杯!
三国山に乾杯!
周辺の山々に乾杯!
道具と自分に乾杯!
三国山を後にしたのは8時30分、2時間半ほど滞在したことになります。
しかし、珈琲前の撮影にかなりの時間を使いましたので、あまりゆったりした感じはしませんでした。
北海道大分水点に8時40分、北海道大分水点を8時45分に出て、登山口に戻ったのは10時10分。
以前の残雪があった方が歩きやすく(アイゼン装着)早かったですね。
車での帰り、また温泉へ寄りました。
山登りと温泉はセットです、それが日本の文化です。w
愛山渓温泉...国道から20kmほど山へ入った温泉です。
山の中の温泉、距離はありますが最高です。
その後、家に戻って撮影したデータを確認したところ、これまた納得いかない部分があり、
またいかなきゃ...なんて考えてます。
以下、撮影した写真とアプリを使って記録した移動データの3D画像を比較してみました。
当たり前なんですが、地形図ってすごいな!地形そのままだわ。
地形図にある青い線は登山ルートになります。
北海道大分水点からオホーツク海側
北海道大分水点から太平洋側
北海道大分水点から日本海側
↓ログをとったアプリはこちら。
上の図のように地形図を3Dにして見ることができるので、後からログを確認する時など、
ルートの地形形状が非常にわかりやすくて便利です。
他にも様々な機能が満載ですので、オススメのアプリですよ。
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「北海道大分水点」が目的でしたが、そのすぐそばに見えている「三国山」山頂へ行けなかったこと、
ゆっくり珈琲を楽しむことができなかったこと、
自分のタイミングではなく、強制的に下山させられたことが原因でしょう。
そんな感じでしたので、6月22日、再度登りに行きました。
今回も車で8時間近くの旅になりますので、より楽しもうと前回とは違った道を行くことにします。
小樽、当別町を経由して国道275号線を北上し、滝川市から国道12号線で旭川市へ、
旭川市からは国道39号線を進み、大雪ダム付近の分岐で国道273号線を行くというルート。
前回のことから、山には朝早くから登った方が良いということで、
出発を1時間早め6月21日、21時に家を出ます。
順調に走り、現地に着いたのは22日、4時、前回よりも2時間早く到着しました。
出発時間を1時間はやめたのと、車での移動が1時間短縮されたことによります。
このルートはほとんど峠道がなく、比較的規模の大きな町を経由していくので、非常に楽に運転できました。
ということで、さっさと準備して登ります。
登山道入り口、4時40分出発、前回から2週間たっていますので緑が増えてますね。
沢の水は流れていましたが、心持ち水量が減っているように感じました。
所々残雪はありましたが、登山道を覆っていた雪は全て溶けていましたので、
携帯したアイゼンは使いませんでした。
前回より時間が早いので、東側から昇る太陽に向かって登ります。
5時30分、尾根に出ました。
5時45分、北海道大分水点到着。
前回より10分ほど早く着きました。
雪がないのでアイゼンなんかの装備時間が無い分、短縮されたのかな。
天気は前回よりも雲はなく順調。
5時50分、三国山を目指します。
ここから見る三国山も前回と比べると緑が濃くなってますね。
GoogleMapやGoogleEarth なんかで見ると尾根を歩く快適そうな道に見えますが、
実際は2mほどあるハイマツの間を縫うように道があるため、
枝をまたいだり、かがんだりしながら進みます。
自分の都合が良いように想像をしていたものですから、ちょっとイラっとします。w
6時05分、三国山山頂到着。
天気は問題ないし、清々しい空気と景色、最高です!
ただ、ちょっとアブなんかの虫がうるさかったかな。
360度山ばかりの景色ですが、その山並み、特に今回は「北海道大分水点」を中心とした
沢形状を堪能しに来たわけですから、その辺を楽しみます。
しばし撮影をした後は、珈琲を淹れます。
ついにこの時が...w
準備していましたが2回も使うチャンスを逃していた道具たちですが、やっと使ってやれます。
お気に入りの珈琲豆を挽いて...
淹れてやります。
北海道大分水点に乾杯!
三国山に乾杯!
周辺の山々に乾杯!
道具と自分に乾杯!
三国山を後にしたのは8時30分、2時間半ほど滞在したことになります。
しかし、珈琲前の撮影にかなりの時間を使いましたので、あまりゆったりした感じはしませんでした。
北海道大分水点に8時40分、北海道大分水点を8時45分に出て、登山口に戻ったのは10時10分。
以前の残雪があった方が歩きやすく(アイゼン装着)早かったですね。
車での帰り、また温泉へ寄りました。
山登りと温泉はセットです、それが日本の文化です。w
愛山渓温泉...国道から20kmほど山へ入った温泉です。
山の中の温泉、距離はありますが最高です。
その後、家に戻って撮影したデータを確認したところ、これまた納得いかない部分があり、
またいかなきゃ...なんて考えてます。
以下、撮影した写真とアプリを使って記録した移動データの3D画像を比較してみました。
当たり前なんですが、地形図ってすごいな!地形そのままだわ。
地形図にある青い線は登山ルートになります。
北海道大分水点からオホーツク海側
北海道大分水点から太平洋側
北海道大分水点から日本海側
↓ログをとったアプリはこちら。
上の図のように地形図を3Dにして見ることができるので、後からログを確認する時など、
ルートの地形形状が非常にわかりやすくて便利です。
他にも様々な機能が満載ですので、オススメのアプリですよ。
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2021年06月29日
久しぶりの旅、三国峠へ〜北海道大分水点〜
北海道大分水点??
昨シーズン12月だったか1月だったかの新聞の見出しが気になって記事を読むと、
「日本海へと流れている石狩川、太平洋へと繋がる十勝川、オホーツク海へと注ぐ常呂川、
それぞれの川の源流を辿ると、それぞれが流れる上川町、上士幌町、北見市(留辺蘂町)の交わる
三国山山頂の近くにたどり着く。
日本海、太平洋、オホーツク海と、3つの外海へ流れ出る分水点は日本でここだけ。」
その「北海道大分水点」が国土地理院の電子地図に表記されることになった。
さらに、老朽化した「北海道大分水点」の木柱の代わりに石碑を新設。
という内容だったと思います。
記事を読んだときは「へー」ぐらいでしたが、「北海道大分水点」という名前が気になって
地形図で調べてみたところ、記事の通り、三国山のすぐ近く、
また登山道があって登れる、しかも登山口から距離がそんなにない。
そうなると行きたくなるってもんです。
ただ登山口のある三国峠頂上まで私の住む町から、車で7〜8時間かかるってことがネックで、
すぐにとはいきませんでした。
6月になって前回の今年初登山の時に考えていた「夏至」のある月ですので、
行くなら行動時間を長くとれる今でしょ!
そう考え「北海道大分水点へ行く」という予定の優先順位を最上位へあげました。
6月8日の天気は終日晴れの予報。
登山ですから午前中、可能なら朝早くから登りたいですので、前日の6月7日22時に車で出発。
三国峠までのルートはいくつか考えられますが、高速道路は使わないことにしました。
片道6〜8千円かかりますから、それなら美味しいもの食べたいし。w
今までの経験から夜の空いてる時間で走りやすい道路を選び、南側から行くことにしました。
室蘭、苫小牧、鵡川町を経由し国道237号線を走り、日高町から国道274号線、
日勝峠を越えて然別湖脇を抜けて国道273号線へ。
車で8時間かかると予想していましたが、ぴったり8時間後の朝6時に三国峠展望台に到着。
ここでトイレを済ませて小休止。
そのあと、トンネルを通って反対側にある駐車場へ移動、ここが目的の駐車場になります。
ここへ車を停めて、登る準備をします。
登山口はわかりずらいですが、今抜けてきたトンネルの左脇へ入ったところ。
↓駐車場から見るとこんな感じ。
準備を整え、トンネルへ向かって歩きます。
トンネルの左脇へ...
トンネルの左脇へ進むと、ちょっと広い場所があります。
奥には沢があり水が流れていますが、左へ行くと登山口看板があります。
写真を見てわかりますように、この日ではまだ登山道に雪が残っております。
このくらいなら登山靴でもゆっくり気をつけていけば問題ありません。
6時45分登り開始。
事前に得た情報通り、この登山道は沢伝いにあるので、ほぼ沢登り状態になります。
この時期だからか水量も結構あり、沢登り経験がある方は問題ないでしょうけど、
初めての方は躊躇するでしょうね。
私の場合は沢登りも兼ねるなんて、なんとお得な! なんて考えちゃいます。w
登山道はちゃんと確認しながら歩かないと、戻るはめになることもあります。
ありがたいことに各所にピンクテープが結んでありましたので、
ちょくちょく確認しながら登れば問題ないです。
調子よく登っていましたが、途中から予想通り残雪地帯が現れます。
使わなければラッキーなんて思っていましたが、用心のために持ってきたアイゼン、役に立ちました。
冬用のごっついアイゼンですので、履いている登山靴を痛めるかなーとか思いましたが、
安全第一ってのと、アイゼンを付けているのといないのでは圧倒的に違いがあります。
今度はもうちょっと軽いものを用意したいです。
沢の上に締まった雪が被さっていますが、雪の下を水が流れている場所は、
踏み抜くと危険ですので、できるだけ遠く斜面側の雪の上を歩きます。
途中雪がなくなったり、また現れたりと繰り返すので、アイゼンをとったり嵌めたり繰り返します。
面倒ですがどんどん傾斜がきつくなる中、雪上で足を滑らせ転んだりしたら、滑落ですからね。
できるだけ安全に慎重に登ります。
途中から沢が二俣に分かれますが、右側にピンクテープ。
水の流れていない右側の沢の方向へ向かって登っていきます。
どんどん傾斜がきつくなりますが、前方がひらけてきます。
7時45分、1時間ほどで尾根に出ました。
そこから左方向、尾根伝いに登ること15分ほどで「北海道大分水点」到着です。
振り返ると「三国山」。
すぐそこって感じに存在します。
到着後ちょっと一息入れて写真なんかを撮り、「三国山」山頂で「北海道大分水点」を眺めながら
念願の珈琲を淹れようと、カメラをザックにしまい移動の準備をし始めた時、
なんとも言い難い違和感、というか今思うと「音」が聞こえてきました。
私がいる場所は光が差して暖かく風もない穏やかな状態なのですが、遠くから風の音が聞こえていたのです。
表現は難しいのですが「サー」という音。
あたりを見回すと北の方向から黒い雲が向かってくるのがわかりました。
そこからの決断と行動は自分でも驚くくらいの速さでした。w
ザックからウィンドブレーカーとザックカバー、トレッキングポールを取り出し、
出していた荷物はパタパタっとザックにしまいこみ、
ウィンドブレーカーを着てザックカバーをセットし、すぐに下山開始。
歩きだした途端、強い風と横殴りの雨がきました。
できるだけ素早くと思いながらも急斜面を下りるのですから、慎重におりましたので当然全身ずぶ濡れです。
下山に約1時間。
登山口に戻った時には雨は降っていませんでした、というか山の上に雲がかかっているという状態ですね。
またしても珈琲を淹れることができませんでした。
「絶対またくる」と心に誓い車に乗り込みました。
峠をおりていくと強い日差しと暑いくらいの気温。
さっきまでの天気が嘘のように晴れています。
おそるべし山の天気です。
目的を果たせなかったので、観光で楽しんでやろうと思い、
途中にある「タウシュベツ川橋梁」を見ていこうと、展望台へ寄りました。
遠い...
それが感想です。w
これまたモヤモヤが残ってしまいましたので、そんな気持ちを洗い流そうと、
然別湖畔にあるホテルの温泉へ。
然別湖畔温泉ホテル風水
昭和を感じさせるホテルなんですが、綺麗で温泉もホテル感を満喫できます。
脱衣所の暖かい暗めの照明、綺麗にセットされたアメニティーグッズ、
他の温泉にはない色っぽさを感じます。
日帰り入浴1000円でタオルがもらえます。
然別湖を観ながら入れる露天風呂もあり、今度は宿泊してみたいと思わせるホテルでした。
その後はテレテレと元来た道をドライブして帰りました。
車での移動が時間の大半を占めましたので、それはそれで旅な感じがして楽しめましたよ。
そうそう、日高、十勝と、鹿が多いので車の運転には十分注意してくださいね。
飛び出してきますよ。
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昨シーズン12月だったか1月だったかの新聞の見出しが気になって記事を読むと、
「日本海へと流れている石狩川、太平洋へと繋がる十勝川、オホーツク海へと注ぐ常呂川、
それぞれの川の源流を辿ると、それぞれが流れる上川町、上士幌町、北見市(留辺蘂町)の交わる
三国山山頂の近くにたどり着く。
日本海、太平洋、オホーツク海と、3つの外海へ流れ出る分水点は日本でここだけ。」
その「北海道大分水点」が国土地理院の電子地図に表記されることになった。
さらに、老朽化した「北海道大分水点」の木柱の代わりに石碑を新設。
という内容だったと思います。
記事を読んだときは「へー」ぐらいでしたが、「北海道大分水点」という名前が気になって
地形図で調べてみたところ、記事の通り、三国山のすぐ近く、
また登山道があって登れる、しかも登山口から距離がそんなにない。
そうなると行きたくなるってもんです。
ただ登山口のある三国峠頂上まで私の住む町から、車で7〜8時間かかるってことがネックで、
すぐにとはいきませんでした。
6月になって前回の今年初登山の時に考えていた「夏至」のある月ですので、
行くなら行動時間を長くとれる今でしょ!
そう考え「北海道大分水点へ行く」という予定の優先順位を最上位へあげました。
6月8日の天気は終日晴れの予報。
登山ですから午前中、可能なら朝早くから登りたいですので、前日の6月7日22時に車で出発。
三国峠までのルートはいくつか考えられますが、高速道路は使わないことにしました。
片道6〜8千円かかりますから、それなら美味しいもの食べたいし。w
今までの経験から夜の空いてる時間で走りやすい道路を選び、南側から行くことにしました。
室蘭、苫小牧、鵡川町を経由し国道237号線を走り、日高町から国道274号線、
日勝峠を越えて然別湖脇を抜けて国道273号線へ。
車で8時間かかると予想していましたが、ぴったり8時間後の朝6時に三国峠展望台に到着。
ここでトイレを済ませて小休止。
そのあと、トンネルを通って反対側にある駐車場へ移動、ここが目的の駐車場になります。
ここへ車を停めて、登る準備をします。
登山口はわかりずらいですが、今抜けてきたトンネルの左脇へ入ったところ。
↓駐車場から見るとこんな感じ。
準備を整え、トンネルへ向かって歩きます。
トンネルの左脇へ...
トンネルの左脇へ進むと、ちょっと広い場所があります。
奥には沢があり水が流れていますが、左へ行くと登山口看板があります。
写真を見てわかりますように、この日ではまだ登山道に雪が残っております。
このくらいなら登山靴でもゆっくり気をつけていけば問題ありません。
6時45分登り開始。
事前に得た情報通り、この登山道は沢伝いにあるので、ほぼ沢登り状態になります。
この時期だからか水量も結構あり、沢登り経験がある方は問題ないでしょうけど、
初めての方は躊躇するでしょうね。
私の場合は沢登りも兼ねるなんて、なんとお得な! なんて考えちゃいます。w
登山道はちゃんと確認しながら歩かないと、戻るはめになることもあります。
ありがたいことに各所にピンクテープが結んでありましたので、
ちょくちょく確認しながら登れば問題ないです。
調子よく登っていましたが、途中から予想通り残雪地帯が現れます。
使わなければラッキーなんて思っていましたが、用心のために持ってきたアイゼン、役に立ちました。
冬用のごっついアイゼンですので、履いている登山靴を痛めるかなーとか思いましたが、
安全第一ってのと、アイゼンを付けているのといないのでは圧倒的に違いがあります。
今度はもうちょっと軽いものを用意したいです。
沢の上に締まった雪が被さっていますが、雪の下を水が流れている場所は、
踏み抜くと危険ですので、できるだけ遠く斜面側の雪の上を歩きます。
途中雪がなくなったり、また現れたりと繰り返すので、アイゼンをとったり嵌めたり繰り返します。
面倒ですがどんどん傾斜がきつくなる中、雪上で足を滑らせ転んだりしたら、滑落ですからね。
できるだけ安全に慎重に登ります。
途中から沢が二俣に分かれますが、右側にピンクテープ。
水の流れていない右側の沢の方向へ向かって登っていきます。
どんどん傾斜がきつくなりますが、前方がひらけてきます。
7時45分、1時間ほどで尾根に出ました。
そこから左方向、尾根伝いに登ること15分ほどで「北海道大分水点」到着です。
振り返ると「三国山」。
すぐそこって感じに存在します。
到着後ちょっと一息入れて写真なんかを撮り、「三国山」山頂で「北海道大分水点」を眺めながら
念願の珈琲を淹れようと、カメラをザックにしまい移動の準備をし始めた時、
なんとも言い難い違和感、というか今思うと「音」が聞こえてきました。
私がいる場所は光が差して暖かく風もない穏やかな状態なのですが、遠くから風の音が聞こえていたのです。
表現は難しいのですが「サー」という音。
あたりを見回すと北の方向から黒い雲が向かってくるのがわかりました。
そこからの決断と行動は自分でも驚くくらいの速さでした。w
ザックからウィンドブレーカーとザックカバー、トレッキングポールを取り出し、
出していた荷物はパタパタっとザックにしまいこみ、
ウィンドブレーカーを着てザックカバーをセットし、すぐに下山開始。
歩きだした途端、強い風と横殴りの雨がきました。
できるだけ素早くと思いながらも急斜面を下りるのですから、慎重におりましたので当然全身ずぶ濡れです。
下山に約1時間。
登山口に戻った時には雨は降っていませんでした、というか山の上に雲がかかっているという状態ですね。
またしても珈琲を淹れることができませんでした。
「絶対またくる」と心に誓い車に乗り込みました。
峠をおりていくと強い日差しと暑いくらいの気温。
さっきまでの天気が嘘のように晴れています。
おそるべし山の天気です。
目的を果たせなかったので、観光で楽しんでやろうと思い、
途中にある「タウシュベツ川橋梁」を見ていこうと、展望台へ寄りました。
遠い...
それが感想です。w
これまたモヤモヤが残ってしまいましたので、そんな気持ちを洗い流そうと、
然別湖畔にあるホテルの温泉へ。
然別湖畔温泉ホテル風水
昭和を感じさせるホテルなんですが、綺麗で温泉もホテル感を満喫できます。
脱衣所の暖かい暗めの照明、綺麗にセットされたアメニティーグッズ、
他の温泉にはない色っぽさを感じます。
日帰り入浴1000円でタオルがもらえます。
然別湖を観ながら入れる露天風呂もあり、今度は宿泊してみたいと思わせるホテルでした。
その後はテレテレと元来た道をドライブして帰りました。
車での移動が時間の大半を占めましたので、それはそれで旅な感じがして楽しめましたよ。
そうそう、日高、十勝と、鹿が多いので車の運転には十分注意してくださいね。
飛び出してきますよ。
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2021年06月24日
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(家編その3「様々なフィルター」)
珈琲を淹れる道具を色々調べたり試したりしていますが、家やキャンプ場、山の頂など、
使う場所によって一式変わってきます。
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(家編その1)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(家編その2)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(登山編その1)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(登山編その2)
(登山編)の道具を揃えている最中、これまた色々な道具を見つけました。
特にフィルターに関しては様々な素材のものがあり、試さずのはいられません。
ということで気になるフィルター等、使ってみた感じなんかを書いておきます。
以前(家編その2)で再度「ネル(綿などの布)」を使ってみたいと書きましたが、
ネルの管理が問題で躊躇していました。
しかし、良いものを見つけましたよ。^^
ペーパーやステンレスものと一緒の形のネルです。
ネル専用の取っ手などなく、普段使っているドリッパーにそのままセットできます。
この商品は綿80%、ポリエステル20%ですので、拘る方にはダメ出しを食らうかもしれませんが、
60回使用可能とありますし業務用とのことですので、耐久性を持たせているのでしょう。
使うにあたってはネルと一緒で、初めにコーヒーの汁で煮て水洗いします。
また保管に関してもネルと一緒で、頻繁に使うなら冷水に浸して冷蔵庫で保管ですし、
たまに使う程度なら洗って乾かして保管となります。
私の場合はいくつかのフィルターを交互に使いますし、この商品は2枚セットですので、
2枚のネルを交互に使いますので、洗って乾かして保管という形で使っています。
味の方はさすがに「まろやか」になります。
ペーパーくささもなく、ステンレスものより渋みがなくなり柔らかい感じになります。
ネルを探している最中に、面白いものを見つけたのでそちらも購入しました。
「リネン(麻布)」フィルターです。
初めて使うのですが、使い方はネルと一緒。
この商品で使用回数の目安が50回とのこと。
使った感じとしては、注ぐお湯が結構速く落ちていきます。
今まで使ったフィルターで比較すると、
速い← リネン - ネル - ペーパー - ステンレス →遅い
という感じ。
味はステンレスに近いけど、ほんのちょっと苦味が抑えられてるかなぁーという感じ。
淹れる豆の種類やお湯の温度、入れ方の違いで味は変わるので、
毎回色々試す楽しみはありますが、今のところ家族の中では
中煎りのブレンドの豆を中挽きしてネルで入れた珈琲が人気です。
私は浅煎りの酸味のある珈琲が好きなのですが、今のところフィルターを変えることによって
味がどう変わっているのか、いまいちわからない状態です。
今後も色々試していい具合の味を求めます。
そうそう、リネンのフィルターは円錐型でしたので、(登山編その1)で用意した
「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip」の容量の大きい「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 02P 」を購入。
なんだかどんどん道具が増えていく...
でもそんなもんですよねー。w
使う場所によって一式変わってきます。
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(家編その1)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(家編その2)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(登山編その1)
キャンプで珈琲、登山で珈琲、家でも珈琲。使ってる珈琲道具(登山編その2)
(登山編)の道具を揃えている最中、これまた色々な道具を見つけました。
特にフィルターに関しては様々な素材のものがあり、試さずのはいられません。
ということで気になるフィルター等、使ってみた感じなんかを書いておきます。
以前(家編その2)で再度「ネル(綿などの布)」を使ってみたいと書きましたが、
ネルの管理が問題で躊躇していました。
しかし、良いものを見つけましたよ。^^
ペーパーやステンレスものと一緒の形のネルです。
ネル専用の取っ手などなく、普段使っているドリッパーにそのままセットできます。
この商品は綿80%、ポリエステル20%ですので、拘る方にはダメ出しを食らうかもしれませんが、
60回使用可能とありますし業務用とのことですので、耐久性を持たせているのでしょう。
使うにあたってはネルと一緒で、初めにコーヒーの汁で煮て水洗いします。
また保管に関してもネルと一緒で、頻繁に使うなら冷水に浸して冷蔵庫で保管ですし、
たまに使う程度なら洗って乾かして保管となります。
私の場合はいくつかのフィルターを交互に使いますし、この商品は2枚セットですので、
2枚のネルを交互に使いますので、洗って乾かして保管という形で使っています。
味の方はさすがに「まろやか」になります。
ペーパーくささもなく、ステンレスものより渋みがなくなり柔らかい感じになります。
ネルを探している最中に、面白いものを見つけたのでそちらも購入しました。
「リネン(麻布)」フィルターです。
初めて使うのですが、使い方はネルと一緒。
この商品で使用回数の目安が50回とのこと。
使った感じとしては、注ぐお湯が結構速く落ちていきます。
今まで使ったフィルターで比較すると、
速い← リネン - ネル - ペーパー - ステンレス →遅い
という感じ。
味はステンレスに近いけど、ほんのちょっと苦味が抑えられてるかなぁーという感じ。
淹れる豆の種類やお湯の温度、入れ方の違いで味は変わるので、
毎回色々試す楽しみはありますが、今のところ家族の中では
中煎りのブレンドの豆を中挽きしてネルで入れた珈琲が人気です。
私は浅煎りの酸味のある珈琲が好きなのですが、今のところフィルターを変えることによって
味がどう変わっているのか、いまいちわからない状態です。
今後も色々試していい具合の味を求めます。
そうそう、リネンのフィルターは円錐型でしたので、(登山編その1)で用意した
「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip」の容量の大きい「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 02P 」を購入。
なんだかどんどん道具が増えていく...
でもそんなもんですよねー。w
2021年06月12日
エンレイソウとオオバナノエンレイソウの写真を追加〜PIXTA 110Laboratory〜
PIXTAへ新しい写真をアップしました。
ここに掲載したもの以外にも多種多様な写真がありますので、
↓ぜひご覧ください↓
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ここに掲載したもの以外にも多種多様な写真がありますので、
↓ぜひご覧ください↓
(c)110Laboratory - 画像素材 PIXTA -
(c)110Laboratory - 画像素材 PIXTA -
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2021年06月11日
今年初登山〜塩谷丸山2021.06〜
昨年は殆ど登山に行けなかったので、今年はちょっとでも時間を作って山へ行きたいところです。
体重やらお腹周りやら、ちょっと数値が増えてますし...w
そう考えてるうちにもう6月、夏至のある月です。
距離のある場所へ行くなら、明るい時間が長いこの時期でしょう。
行きたい場所はたくさんありますが、今年初めての登山となると体力などなど大丈夫なものか、
心配な部分がありますので、1〜2時間程で登れる山を選びました。
6月1日、久しぶりの晴れ。
小樽市にある塩谷丸山へ行ってきました。
初めての山ということで登山口までの道など色々な情報をネットで調べて行ったので、
特に問題なくたどり着けましたが、塩谷駅近くから入る道は狭く住宅街を通過するので、
ゆっくりと、さらに三叉路なんかでは止まってよーくあたりを見回してくださいね。
小さくもちゃんと登山口までの誘導看板があります。
駐車場もちゃんと設置してある看板を見ると、停められるスペースがわかります。
簡易トイレも設置されているので、バッチリ準備できます。
で、ここで気づきました。
頂上で楽しむ為に準備してきた珈琲セット。
珈琲豆を忘れたー><
しょうがないのでカップラーメンを食べるだけで我慢しようとも考えましたが、
この日駐車場に停まっている車が20台ほど...
頂上も混んでそうなので、カップラーメンもやめて景色を見てすぐに下山することにします。
駐車場のすぐそばを走る高速道路下のトンネルを抜けて右へ進むと、「丸山→」の看板が見えてきます。
さらに進んでいくと左側に登山口が見えてきます。
奥には入山届の箱が設置されていますので、中にあるノートに必要事項を書いて登ります。
10時30分登山開始。
歩き出してすぐに道脇にたくさんのエンレイソウを見つけます。
他にもヒトリシズカなど見つけましたが、今回は登山がメインです。
草花に時間を割いてはいけんません。w
あと写真を見るとわかりますが、道がヌタヌタです。
道が九十九折になる所まで、ヌタヌタでズルズルの状態でした。
転ぶと体力を使うので慎重に足の置き場を選びながら、
足裏全体でしっかりと地面を踏みしめるのを意識しつつ、ゆっくりと登ります。
ふと下山時も大変だろうなぁなんて考えたりしますが、ゆっくり進めば大丈夫でしょう。
そうこうしているうちに林を抜け頂上が見えてきました。
途中で眺望の良い場所がありましたが、この場所って山頂より良い眺めかも。w
さあさあ、あとはこの石の道を登り切れば頂上です。
途中何度もチョロチョロしてるのを見かけた「カナチョロ」。
よく見ると恐竜ですな。w
12時10分、山頂到着。
1時間半まではかからない時間で登れると思っていましたが、1時間40分かかりました。
あのヌタヌタ道に時間を取られたようですね。
頂上奥に「見晴台」へと続く道があります。
さすが見晴台というだけあります。
岩だらけで木々がないので南側から西側にかけて見通しバッチリです。
遠くには雪の残る羊蹄山も見えます。
景色を堪能したら、とっとと下山します。
海を見ながらの下山、これは素晴らしい!
この山は下山が楽しい山ですね!
ヌタヌタ地帯はかなり滑って危険でしたが、ゆっくり慎重に下りてきました。
靴はご覧の通りです。
まぁここまで汚すのも充実感を感じる要素の一つですから、これもまたよしです。^^
そういえば、塩谷丸山のことをホームにしている方達は「しおまる」と呼んでるんですね。
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体重やらお腹周りやら、ちょっと数値が増えてますし...w
そう考えてるうちにもう6月、夏至のある月です。
距離のある場所へ行くなら、明るい時間が長いこの時期でしょう。
行きたい場所はたくさんありますが、今年初めての登山となると体力などなど大丈夫なものか、
心配な部分がありますので、1〜2時間程で登れる山を選びました。
6月1日、久しぶりの晴れ。
小樽市にある塩谷丸山へ行ってきました。
初めての山ということで登山口までの道など色々な情報をネットで調べて行ったので、
特に問題なくたどり着けましたが、塩谷駅近くから入る道は狭く住宅街を通過するので、
ゆっくりと、さらに三叉路なんかでは止まってよーくあたりを見回してくださいね。
小さくもちゃんと登山口までの誘導看板があります。
駐車場もちゃんと設置してある看板を見ると、停められるスペースがわかります。
簡易トイレも設置されているので、バッチリ準備できます。
で、ここで気づきました。
頂上で楽しむ為に準備してきた珈琲セット。
珈琲豆を忘れたー><
しょうがないのでカップラーメンを食べるだけで我慢しようとも考えましたが、
この日駐車場に停まっている車が20台ほど...
頂上も混んでそうなので、カップラーメンもやめて景色を見てすぐに下山することにします。
駐車場のすぐそばを走る高速道路下のトンネルを抜けて右へ進むと、「丸山→」の看板が見えてきます。
さらに進んでいくと左側に登山口が見えてきます。
奥には入山届の箱が設置されていますので、中にあるノートに必要事項を書いて登ります。
10時30分登山開始。
歩き出してすぐに道脇にたくさんのエンレイソウを見つけます。
他にもヒトリシズカなど見つけましたが、今回は登山がメインです。
草花に時間を割いてはいけんません。w
あと写真を見るとわかりますが、道がヌタヌタです。
道が九十九折になる所まで、ヌタヌタでズルズルの状態でした。
転ぶと体力を使うので慎重に足の置き場を選びながら、
足裏全体でしっかりと地面を踏みしめるのを意識しつつ、ゆっくりと登ります。
ふと下山時も大変だろうなぁなんて考えたりしますが、ゆっくり進めば大丈夫でしょう。
そうこうしているうちに林を抜け頂上が見えてきました。
途中で眺望の良い場所がありましたが、この場所って山頂より良い眺めかも。w
さあさあ、あとはこの石の道を登り切れば頂上です。
途中何度もチョロチョロしてるのを見かけた「カナチョロ」。
よく見ると恐竜ですな。w
12時10分、山頂到着。
1時間半まではかからない時間で登れると思っていましたが、1時間40分かかりました。
あのヌタヌタ道に時間を取られたようですね。
頂上奥に「見晴台」へと続く道があります。
さすが見晴台というだけあります。
岩だらけで木々がないので南側から西側にかけて見通しバッチリです。
遠くには雪の残る羊蹄山も見えます。
景色を堪能したら、とっとと下山します。
海を見ながらの下山、これは素晴らしい!
この山は下山が楽しい山ですね!
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2021年06月04日
カタクリとシロバナカタクリの写真を追加〜PIXTA 110Laboratory〜
PIXTAへ新しい写真をアップしました。
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(c)110Laboratory - 画像素材 PIXTA -
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2021年06月03日
マツヨイグサとエゾエンゴサクの写真を追加〜PIXTA 110Laboratory〜
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