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2020年07月02日

Bluetoothレシーバーを買ってみる話(使用感レビュー編)

Bluetoothレシーバー購入記録の続きです。

楽天でポチったタイミングが良かったのか、現品は翌日届きました。

↓パッケージの状態
DSC_3455 (1).JPG

透明のPETケースを開けてみると中には本体、充電ケーブル、取扱説明書が入っていました
DSC_3456 (1).JPG

ここで、このBluetoothレシーバーのスペックについて紹介しておきます。
通信規格:Bluetooth4.1
通信距離:10m(Class2)
Bluetoothコーデック:SBC
マイク通話機能付き
マルチペアリング対応台数:8台
連続音楽再生時間:6時間
連続通話最大時間:6.5時間
充電時間:2時間

という感じです。

電源を入れるとペアリング済みの機器との接続を試行するようですが、一定時間機器との接続が無いと自動的にペアリングモードになります。その際、本体のパイロットランプは赤→青の交互点滅になります。
接続するPCやスマホの設定画面からペアリングをすると次回からはペアリングを省略して接続することが可能になります。

早速スマホに本体をペアリングし、iPhone7に付属していたイヤフォンマイクを接続してみたものの、ケーブル長が長すぎて持て余した上に、レシーバー本体のオーディオ端子が3極仕様だったので、イヤフォンマイク付属のマイクは使用不可でした。(通話をするには本体内蔵のマイクに頼るしかなさそうな感じ)
さすがに1.5m近いケーブルをブラブラしながら使うのは邪魔すぎるので、ケーブル長の短い100均のヘッドフォンをつなげてみました。すると、ちょうどいい感じの長さでスッキリとなりました。ちなみにこのヘッドフォンのケーブル長は50cmでした。
↓100均のヘッドフォンを接続した状態。音質は値段相応ですが、使用の参考例として・・・
IMG_1230.JPG

実際に音楽を再生して音質を確認しましたが、接続する相手側の機器によってかなりバラツキが出るようでした。
安いイヤフォンでは安っぽい音、そこそこしっかりしたイヤフォンやヘッドフォンではそれなりの音質で音楽を聴くことが出来ました。全体的に高音側が強調される音質になる傾向があるようです。

カーオーディオのAUX入力端子とオーディオケーブルで接続すると、スマホから音楽を鳴らすことが出来ました。ちなみに電話が掛かってきたらヘッドセットプロファイル(HFP)に切り替わり、ハンズフリー通話が可能です。ここ最近のカーオーディオは大抵Bluetoothに対応していますが、我が家の車は旧型なので、このBluetoothレシーバーを介してスマホと連携させることが出来るようになりました。
↓オーディオケーブルを使ってカーオーディオに接続しているところ
DSC_3465 (1).JPG

以下は色々なシチュエーションでこのBluetoothレシーバーを使ってみた所感です。
・スリムで携帯性は抜群
本体に金属製のフックが付いているので、胸ポケットにペンを挿すような感覚で持ち歩くことができます。

・通話機能は音質がネック、マイクの集音性も場面によっては微妙
→このBluetoothレシーバーの通話モード(HFPプロファイルでの使用時)では、マイク、スピーカーともに音質が分解能16bit、サンプリングレート8kHz(電話並みの音質)に制限されてしまいます。電話回線を用いた通話としては問題ないのですが(元々電話回線の音質自体が8kHz相当なので)、PCに繋いでオンライン会議をしたり、ネットゲームをプレイしたりする場合、ヘッドセットとしてこのレシーバーを使うと実使用上支障が出るレベルまで音質が低下してしまいます。実際に職場のオンライン会議でこのレシーバーをWindowsPCに接続して使ってみたのですが、音質が低すぎて相手の発言をうまく聞き取ることが出来ませんでした。
色々と調べてみたところ、Bluetoothの規格上、HFPプロファイルでの動作時は分解能16bit、サンプリングレート16kHz(テープレコーダー並みの音質)が限界値であり、それ以上の音質を求める場合は有線のヘッドセットやイヤフォンマイクでの接続が必要になるようです。ちなみに確認したところ、以前紹介したSONYのヘッドフォンは16kHz対応のようです。
16kHzの音質であれば、オンライン会議で十分な通話品質を得ることが出来ました。
マイクの集音能力については、騒音の少ない室内で襟元にレシーバー本体を取り付けて首を動かさずに話すとそこそこ問題なく声が拾えるようですが、横を向いたりするとたちまち音が遠くなるようでした。
マイクの音が遠い場合は本体を手に持って口元に近付けて話してください。と取扱説明書にも書いてありましたので、製造側もその程度の集音能力しかないと認識はしているようです。。。

という事で、音声品質としては、A2DPプロファイルでの使用であればサンプリングレート44kHzなので、音楽視聴に耐えるレベルの音質が出せるのですが、HFPプロファイルは音質が低くてイマイチという感じでした。

オンライン会議でもレシーバー本体としては接続をA2DPプロファイルに切り替えて聞き取りのみで使用し、マイク通話はPC側の内蔵マイクを使用する事で、高音質の通話が可能になりましたが、オールインワン感が薄れてしまい、ちょっと損した気分でした。
この場合のメリットとしては会議の内容を聞きながら机の周辺を片付けたり、少し経ち歩いて物を取ったりすることが出来るという所でした。優先で繋がれると意外に身動きが取れず不便といえば不便なので、離席できるというのは結構なメリットではないかと思いました。

・バッテリー持続時間は充分
連続再生6時間なので、朝一番でフル充電しておけば、一日出先で使ってもバッテリーは持続します。
ひと時代前のBluetooth2.0の時代のワイヤレスイヤフォンは連続再生2時間程度で、朝から使っていると下手すれば帰りの電車の中でバッテリー切れみたいな状況もありましたが、ここはBluetoothのバージョン進化による省電力性の向上と筐体内のバッテリー容量UPがてきめんに効いているのではないかと思われます。

・マルチペアリングはかなり便利
このレシーバーもSONYのヘッドフォンWH-CH510と同じく8台マルチペアリング対応です。
8回前までのペアリング履歴が残っていて、それ以内であれば改めてペアリングすることなく複数の機器との接続が可能です。今のところスマホ、Surface、ノートPC、デスクトップPC、Androidタブレット、そして職場でのタブレットPCと6台の機器をペアリングして使っています。

・動画視聴時には少し遅延あり
本体の性能の問題か、音声コーデックがSBCだからかは分かりませんが、動画視聴時は映像と音声に微妙なタイムラグが発生します。
人物が会話したりする場面では人が喋っている口の動きに対し、実際の音声のタイミングは動画の映像に対してコンマ数秒遅れて聞こえてきます。細かいところを気にしない人は良いかもしれませんが、太鼓の達人などの音ゲーには向かない仕様のようです。

という事で、このBluetoothレシーバーは、当初狙っていた使用目的に対してすべて満足するような性能ではありませんでしたが、コンパクトでお手軽に使える便利アイテムであることには違いないというのが率直な感想です。
通話機能も、Web会議やオンラインゲーム等と欲張らず電話回線の通話のみと割り切れば、そこまで支障なく使えるレベルではないかと思われます。
これからも良き通勤の友として愛用していこうと思います。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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