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2020年05月25日

WindowsPCをLinuxとのマルチブートPCにする話(前置き)

今回からは、以前の投稿で前振りをしていた、WindowsPCをLinuxとのマルチブートPCにするやり方の一例について紹介していこうと思います。
自分は学生時代に携わっていた研究の関係でUNIX系のOSに触れる機会が非常に多く、馴染みが深いので、あまりUNIX(Linux)に触れる事に対しては抵抗がありませんが、WindowsPCしか触ったことのない人にとっては未知の領域かと思われます。
LinuxというOSは元々UNIXというOSの中の一種に分類されるOSです。
最近はかなり名前が知れてきたので、UNIX系のOSといえばLinuxになってしまっていますが、Linuxの歴史は他のUNIX系のOSと比べると比較的浅いというのが自分としての印象です。
他のUNIX系は元来2つのシステム(System-V系、もしくはBSD系)から分岐、改良されて今に至るのですが、Linuxは本家本元のUNIXを参考にリーナスという人が独自に一からカーネルを構築したという所が他のOSと異なる所です。
ちなみにLinux以外のUNIX系のOSとしては、Solaris、HP-UX、OpenBSD,FreeBSD,とかいう名前のOSがあったりしますが、オープンソース色の強いLinuxの勢いに押されて一般的な知名度は今一つです。
ただ、これらのOSは伝統的なUNIXの系統のカーネルを受け継いでいるのでとても安定した動作をするようで、サーバー系のOSには現在も使われているという話もあります。
ちなみに、iPhoneに搭載されているIOSもLinux系統のOSですし、Androidも同じくです。
なので、何らかの方法でシェルツールを入れると、UNIXコマンドを使ってこれらの端末を操作することが可能だったりします。
ちなみに自分が扱った事のある主なOSはSolaris、FreeBSD、TurboLinux、VineLinux、Ubuntuあたりです。
昔は今ほどGUIツール環境が揃っていなかったので、インストールもマニュアルで設定ファイルを書いたり、コマンドを打ち込んだりして、Windowシステムの環境を作り出すのも一苦労でした(ドライバの設定が悪いと、思った通りの画面解像度にならなかったり、そもそもWindowシステムが起動しなかったりなどなど)が、ここ最近はインストールプログラムやハードウェアの自動認識機能がかなり発達し、インストールに関してはWindowsと同じくらいの難易度になって来たように思えます。
あとLinux系のOSの特徴としては、ほとんどのソフトウェアが無料で手に入ってしまうという所です。
Linux自体が無償配布ですし、それに付随するソフトもほぼ無償と考えても良いと思います。
ただし、無償なので動作保証はだれもしてくれません。
どちらかというとバグ情報を開発者にフィードバックして、みんなでシステムやソフトを改良していこうといいう姿勢が基本となります。
無償なので、インストールしたPCのハードウェアが非対応で上手く動かなかったりしても文句は言えないという所も注意が必要なポイントです。
そして自分はここ最近、これらのLinux系のOSの中でもVineLinuxを愛用しています。
その理由はというと、結構古いハードウェア構成でも問題なく動くのと、純国産Linuxである所が気に入っているからです。特に15年前のVaioにLinuxを入れようとしたとき、唯一まともに動いたのがVineLinuxだったという事も大きなところです。
とまあ、前置きが長くなりましたが、次回からはVineLinuxを題材に、WindowsPCをLinuxとのマルチブートPCに仕上げていく手順について紹介していこうと思います。
あ、ちなみにUNIX系のOSについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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