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2020年05月06日

10年前のネットブックを活用する(軽量OSインストール所感)

先日はWindows10をインストールして、とりあえずのところOSのサポートは繋ぎとめた10年物のネットブックのお話の続きです。
↓話題のネットブック(FRNU507)
FRNU507.png

今回から数回はWIndows10の他に、軽量OSと呼ばれるものをインストールした時にどの程度パフォーマンスが改善されるか?また利便性の変化についてレビューしようと思います。

軽量OSと呼ばれるシステムについては、以前も記事にしたAndroid、Linux等があります。
メリットとしては
・無料で手に入る
・比較的低いスペックのPC上でも動作する

デメリットとしては
・導入に当たってはOSインストールに関連する知識がある程度必要
・Windowsに比べてソフトの充実性が低い
・フリーなので動作保証なし(壊れても自己責任)
・ハードウェアの互換性も今一つ(あまりにも最新型のハードウェアやマニアックな周辺機器に対応していない。プリントアウトできるプリンターも今一つ)

といった事が挙げられます。

今回は過去に扱った事のある以下の2種類についてインストールを試みました。
@Androidx86
AVineLinux6.5

@は過去の記事でも取り上げたPC用のAndroidOSです。
ノートPCなどにインストールするとタブレット感覚のお手軽にPCに変身します。
動作が軽いですが、以前のレビューではハードウェアの互換性が問題で導入には至らずでした。果たして今回はどうか?

AはLinuxの数あるディストリビューションの中の一つで、特徴としては日本の開発チームが作った純国産Linuxという所です。なのでマニュアル系もインストールプログラムもすべて日本語で、サポートも日本語ばっちりなので、日本人としては非常にありがたいLinuxです。
また、幅広い互換性を持ち、多少古いハードウェア構成でも問題なく動作することも特徴の一つです。
(Ubuntuとかはある程度新しいハードウェアじゃないと動かないことがあります)
現に自分もこのLinuxを古いノートPCにインストールしてかなり長期間使っていた経験があります。
おそらく今回も問題なくインストールして安定動作する可能性大です。

という事でまずは@のAndroidx86の導入を試みました。
インストールなどの手順については以前紹介した内容と同じです。
結果としては、PCが正常に起動しなくなりました・・・
一応USB起動でお試し動作をさせた時は、Android8.0までは正常起動しました(9.0は起動せず)が、ハードディスクにインストールすると、ブートマネージャーが崩壊しておかしなコマンドラインが表示されて以降PC起動不可になってしまいました。
ちなみにお試し動作で動かした感じとしては、他のOSに比べて軽快に動作はするものの、CPUの発熱が凄く冷却ファンは常に全開で稼働。そして操作中頻繁にUIが強制終了になったりして、安定動作とは言い難い状態でした。

という事で、今回もAndroidx86(なかなか日の目をみないですね・・・)は諦め、バックアップデータをPCにリストアして、AのLinuxを入れてみることにしました。
手順としては、
(1)VineLinuxのサイトに行き、isoファイルをダウンロード(2)適当なライティングソフトでDVDにisoイメージを書き込み、インストールメディア作成
(3)PCのドライブにインストールメディアを入れて起動
という感じで、結構簡単にインストールできます。
特にWindowsを残さずに完全にLinuxマシーンとする場合はほぼ全自動でインストールが可能なまでにインストーラーが完成されています。
しかし、既存のOSと共存させるにはパーティションの確保をマニュアルで行う必要があるのでちょっと難易度は上がります。この辺の詳細についてはまた後日記事にまとめようと思います。
結果的にうまくマルチブート環境でLinuxをインストールすることができました。

↓インストーラーの起動画面
IMG_0958.JPG

↓OSが起動している画面。初回なのでパッケージのアップデートプログラムが走っています。
IMG_0959.JPG

↓ブラウザでYouTubeを見ているところ
IMG_0960.JPG

ちなみに、Youtubeのサイトは重いので有名です。そして予想通りPCの処理速度が追い付かず、コマ落ちが酷くてまともに見られませんでした・・・
Linux自体があまりマルチメディア機能が強くないという印象ですが、それに加えて今回のPCのCPUは貧弱な部類なので、当たり前の結果かもしれません。
また、LinuxにはMicrosoftOfficeのようなソフト(OpenOffice)が入っていて、ワープロ、表計算など一通りの作業が可能です。
更にここ最近はOfficeのwebアプリケーションも出回っているので、ブラウザ上でWord,Excelを使う事も出来ます。
↓Linuxのweb上でOneDriveを使用しているところ
linux_onedrive.png
なので、重たい、軽いは別として、Linuxのやれる事としては、Windwosとあまり変わらないという印象です。(あくまでも機能的にという観点で)
ただ、プリンターなどの互換性に関しては未知数です。
一応大手メーカーの中にはLinux版のプリンターユーティリティーが提供されている場合もありますが、それらのパッケージがVineLinuxに対応しているかどうかは要検証かと思います。

という事で今回はネットブックに軽量OSをインストールするところまでのレビューとさせていただきました。
以降はWindows10とVineLinux6.5の動作比較をレビューしていこうと思います。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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