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2024年04月06日

Nebula for Windowsを試してみる話(Xreal air)

ARグラスの人気シリーズ、Xreal-airを購入して数か月が経過しました。
装着してPCに接続するだけでお手軽に大画面を使えるので、いろんな場面で重宝しています。
そんな中でも最大のメリットは寝転んで動画を視聴出来るという所です。
スマホを使った場合、どうしても片手に持って動画を見なくてはいけないので、手がだるくなったり、眠たくなって意識が飛ぶと、スマホを顔面に落としてしまう危険性がありますが、Xreal-airを使うとハンズフリーで楽に動画視聴ができるので、お休み前のくつろぎタイムでも大活躍してくれています。
今回はそのXreal-airの機能を更に引き出してくれるNebula for Windowsを入手したので、その使用感についてレビューしてみようと思います。
NebulaというのはXreal-airの発売元が提供しているアプリケーションで、現在Android、Mac版がリリースされています。Android版は、3D映像を駆使した仮想デスクトップ環境を空間に出現させ、スマホをリモコンのように操作し、独自のアプリでブラウジングや動画視聴、写真の閲覧などができるアプリケーションです。
Mac版はワイド画面や3画面出力ができるようなものらしいです(自分はMacを持っていないので、あくまでも聞いた話によるとですが)
Nebula for Windowsはまだベータ版の公開なので、このサイトから入手することが出来ます。

インストールプログラムを実行し、アプリケーションのインストールが完了すると、Nubulaの初期画面が立ち上がってきます。
nebula_start.jpg
↑Nebula for Windows(ベータ版)の初期画面。
XrealAir本体を接続しないと何も始まらない的なメッセージが表示されています。
そしてその下には・・・
「NVIDIA RTX3060以上を推奨します」という恐ろしいメッセージが表示されていました・・・
結構ハイスペックな要求を突き付けてきます。
RTX3060というと、ゲーミングPCでも結構上位のモデルに搭載されているグラフィックボードになります。
つまり、スペックの低いグラフィックではまともに動かない可能性大です。
幸い我が家にはRTX3070がありますが、外付けGPUにはGTX1660Ti(RTX3060の2世代前のGPU)が搭載されていますし、3070が搭載されているデスクトップPCにはディスプレイポート対応のType-Cが無いので、実質上使うことはできません。
という訳で、まずはOneMix4の内蔵グラフィック(IrisXeグラフィックス96EU)でどの程度動くか試してみることにしました。

早速Nebulaのアプリを起動した状態でXrealAirを接続してみます。
すると・・・
nebula_update.jpg
↑Xreal-airのファームウェアアップデートが始まってしまいます。
ちなみに、NebulaによってアップデートされたファームウェアはBeamでは使えないことがあるらしく、Nebulaを接続した後、Beamに接続すると、ファームウェアのアップデートが実行される場合があるようです。(※先日最新版のNebulaにアップデートするとファームのアップデート合戦は発生しなくなっていました)

ファームウェアのアップデートが終わると、Nebulaの動作モード選択画面が起動します。
nebula_mode_select.jpg
↑モード選択画面
画面モードとしては、仮想画面モードが3種類、ワイド画面モードが2種類から選択できるようです。
ここで任意の画面モードを選択し、表示周波数を選択すると画面の認識音がして、希望のモードに画面が切り替わります。
ちなみにうちのPCで表示周波数を90Hzに設定するとバグって白い画面になってしまい使えませんでした。
この辺は動作するPCのハードウェアの対応状況にもよるかもしれません。

仮想画面モードが起動すると、アプリのメイン画面は調整パラメータをいじる画面に切り替わり、画面の見え方を微調整することができます。
nebula_setting.jpg
一番上のボタンは仮想画面の中心を視野の中心にリセットするボタンです。
背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いた状態でこのボタンを押すと、正しい姿勢で作業することが出来ます。
その下のスライドスイッチはそれぞれ、画面の見える距離、画面の表示倍率、画面の曲度、複数画面表示の倍の画面間の隙間の調整を行うことが出来るようです。

複数画面を設定した場合、中央の画面は本物の画面の複製になり、その左右に拡張ディスプレイとして仮想画面が表示されるようです。
また、ワイド画面であれば、本物の画面の右側の拡張として仮想ワイド画面が表示される仕組みになっている様でした。

nebula_screen_image2.jpg
↑拡張画面の見え方。ワイドの曲面ディスプレイが3つに割れているような感じで視界に表示されます。

スクリーンショット (14).png
↑スクリーンショットを撮ると裏で3画面に加え、視界に表示される合成映像的な画面(おそらくグラス本体の両目のOLEDパネルに表示される映像)が生成されているのが分かります。
この映像をリアルタイムに生成していることを考えると、動作の重たさはなんとなく納得出来る気がしました・・・

Nebulaのメインウィンドウを×ボタンで閉じると、仮想画面モードが解除され、通常の表示の戻すことが出来るようです。

という事で、その他の使用感については下記です。
・GPUの負荷がかなりヘビー
 GTX1660,IrisXeともに試しましたが、いずれのGPUを使った場合も、首を振るとカクカクと画面が追従してくるので、お世辞にも滑らかな表示とは言えないような状態でした。
そして、常にGPU使用率は高い状態を維持し続けています。
xreal_GPU_.png
ここまで負荷率が高いと、バッテリー駆動のノートPCだと電源接続は必須ですし、ベースが高負荷状態なので、ここから更に重たいアプリケーションを起動しての高負荷な作業をするのは非現実的だと思いました。

・CPUパワーもそこそこないと厳しい
 同様にSurfaceGOでも試しましたが、CPU負荷が上がりすぎて通常の操作にもタイムラグが発生しました。
(マウスカーソルすらまともに動かない状態・・・)

という事で、やはり快適に使うにはRTX3060以上というのは妥当ではないかと思いましたが、CPU側も何らかのボーダーラインを設けた方がいい気がしました。
3画面で作業できるのは非常に魅力的ですが、その時点でPCが高負荷になるので、ゲームなどの負荷のかかる用途ではなく、文書作成などの軽作業が限界ではないかと思いました。
ハイスペックなPCでないのであれば、Beamの空間固定(3DoFモード)の1画面の方が快適で使いやすいと思います。
Beamはハードウェアで表示処理を行ってくれるので、PC側の負荷もほとんどないので、ゲーム用途としても十分使えますし・・・今後はNebulaとBeamを組み合わせてPC本体に負荷をかけず3画面表示ができるようになると面白いかもしれません。
という事で、Nebula for Windowsの今後のアップデートに期待です。

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2024年03月30日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(3)

外付けBluetoothキーボードを新調する話の続きです。
前回までで機種の選定を行いましたので、今回は実機レビューを行ってみようと思います。
↓今回のレビュー対象品

サンワサプライ ワイヤレス折りたたみフルキーボード(ブラック) SKB-WL35BK

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購入にあたっては色々な店舗やサイトを見て回りましたが、現状は8000円ちょっとが相場のようです。
最安と思われるサイトにアクセスし、思い切って注文したところ、数日で現物が届きました。
20240315_004057.jpg
↑パッケージを開封したところ
キーボード本体、収納ポーチ、スタンド、USBケーブル(Type-C-A)マニュアル類が同梱されていました。

20240315_004214.jpg
↑本体
三つ折り形状、金属製です。開くところに脚が付いていて、これを起こして開くことで両端が支えられフラットな形状になります。
逆に脚を起こすのを忘れると反り返ってしまうので注意です。

20240315_004300.jpg
↑本体を展開したところ。テンキーと古キーの境目に折り目が来るようになっています。
3枚のユニットの継ぎ目は互い違いになっており、キー配列を崩さないような工夫がされています。
ちなみに本体を展開することで自動的に電源がONになり、折りたたむと電源が自動で切れるようになっています。
ペアリングやマルチペアリングの切り替え、キー配列の切り替えはキーボード上に記号で機能が表示されているので、Fnキーを押しながら各種機能を選択することで操作をすることが出来るようです。

20240320_084930.jpg
↑折りたたんだ状態はコンパクトですが、展開すると市販のフルキーボード(ただしコンパクトサイズ)と同等の大きさになります。

20240315_004323.jpg
↑本体上面には有線接続用のUSB-Cポートが付いています。充電もこのポートを使って行う感じです。
20240320_095919.jpg
↑USBケーブルを接続したところ。
USBケーブルを接続し、Fn+Dキーで有線モードに切り替えることで有線キーボードとしても使用可能です。
有線接続している時は本体の充電も可能です。充電中はパワーランプが赤点灯、充電完了すると緑点灯に変わるようです。
バッテリー残量が少なくなると赤点滅になるようです。

20240315_004515.jpg
20240315_004523.jpg
20240315_004528.jpg
20240315_004533.jpg
↑角度調整スタンドを取り付けたところ。
フラットの状態でも使いやすいですが、このスタンドを取り付けるとキーボードに角度をつけておくことが出来るので、よりタイピング性能が向上するような仕組みになっています。
スタンドはキーボード本体の左右両端、中央上面に取り付けることで、ジョイント部のぐらつきをしっかりと抑えてくれます。
スタンドを取り付ける際は本体側の脚は折りたたんだ状態にしないと、干渉して取り付けられないようです。
無理やり押し込んで壊さないよう注意が必要だと思いました。

20240315_004133.jpg
↑専用スタンドはこのように組み合わせて収納ポーチの内ポケットに収納することが出来ます。
持ち運びの利便性に対しての細かい配慮がされていて非常に好感度が高いです。
手持ちの折り畳みマウスもそうですが、サンワサプライ製の製品は持ち運びを考慮して収納ポーチが付属しているものが多いような気がします。

20240315_004602.jpg
20240315_004727.jpg
↑USBケーブル、本体、専用スタンドを収納ポーチに入れるとコンパクトに持ち運ぶことが出来ます。

20240316_132815.jpg
↑手持ちのPCと組み合わせて使用しているところ。
奇遇ですが、マウス、キーボードともにサンワサプライ製品になってしまいました^^;

しばらく使ってみての所感は以下の通りです。
・やはりテンキー付きは快適。仕事にも十分使える
→角度調整スタンドを取り付けることでほぼフルサイズキーボードと同じ感覚で使用することが出来ます。
 テンキー付きなので、数字入力も快適です。
・机に置いてみると意外にがっしりしている。
→本体の材質が金属製なので、安価な樹脂製のキーボードよりも本体の剛性が高く、安定したタイピング感を得ることが出来ます。
・キーのタッチ感は以前使っていたMoboKeybordとほぼ同等
→薄型キーボードはタイピング感が悪化する傾向がありますが、このキーボードはキーボタンの構造もしっかりしているようで、キーストロークの浅さは特に気にならない感じでした。
・携帯性は非常に良い。
→三つ折り形状でコンパクトに折りたたむことが出来、更に収納ポーチのおかげで鞄に入れて持ち運んでもほとんどかさばらないです。本一冊を持ち運ぶのと同じくらいの感覚です。
フルサイズキーボードをここまでコンパクトに持ち運ぶことが出来るのは非常にメリットが大きいと感じました。

という事で、数か月悩んで購入しただけのことがあり、おおむね期待通りの使い勝手で非常に満足しています。
今後はメインの持ち運びキーボードとして、自宅、職場両方でフル活用していきたいと思います。

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2024年03月17日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(2)

外付けBluetothキーボードを選定する話その2です。
今回は今現在の自分がキーボードに求めるスペックの整理とその候補について書いてみようと思います。

前に購入したMoboKeybordの評価がかなり高かったので、それ以上のスペックを持つものが出現するのか?という疑問もあるのですが、とりあえずおさらいで整理してみました。

条件としては以下の通りです
・Bluetooth対応
→これは基本ですね。Bluetooth対応ではない無線キーボードはレシーバーが必須になってしまいます。
レシーバーのインターフェースはほとんどがUSB−Aなので、自分が持っているモバイル系のノートPCに接続しようとした場合、Type-Cへの変換が必要になってしまいます。(Type-Aポートがないので)
変換するには変換アダプターをかませたり、USBドッキングステーションを介して接続することになるので人手間かかってしまい、また飛び出したレシーバーにうっかり何かをぶつけてしまうとUSBコネクターが根こそぎ折れてしまう危険性もあります。

・マルチペアリング対応(2台以上)
→基本的に端末を切り替えて使用したいので、この機能も必須です。
最低でもパソコンとスマホを切り替えたいので、2台マルチペアリング対応は必要であると思っています。

・有線接続対応
→Bluetooth対応のみのキーボードだとOSが起動しないと使用することが出来ません。
 BIOSの設定などをいじる時などは有線接続が必須になります。
 モバイルPC系のトラブル対応やOSインストール、BIOS設定の変更などを行う場合やはり対応していた方が何かと便利なので条件に追加です。

・キーピッチ19mm前後
→ここも必須です。コンパクトさを追求しキーピッチの狭いものも出回っていますが、ピッチが狭くてタイピング性が犠牲になってしまうとそもそもの目的に対して本末転倒なので、ここも譲れません。

・ファンクションキーあり
→折り畳み式のキーボードではサイズを小さくするために数字キーとファンクションキーを共通化しているものがありますが、ここもタイピング性能を重視する際は阻害要因となりますので、条件に追加です。

・テンキー付き
→MoboKeybordを使っていた時の数少ない不満点はここでした。
家計簿を入力するとき、仕事でExcelを使う時など、やはりテンキーがあった方が作業性が格段に上がります。
ただし、サイズも大きくなる方向なので、そこは要注意になります。

という感じで条件を列挙し、ネットショップや価格.comなどでキーボードを検索していきました。
結果として以下のような候補が浮かび上がってきました。

Omikamo Bluetooth キーボード 折り畳み式 ワイヤレス キーボード テンキー付き ipad/iphone キーボード フルサイズ 日本語配列 3台デバイス切替接続可能 Windows/Mac/iOS対応 Type-C充電式 スマホ タブレット パソコン キーボード コンパクト 無線 軽量

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↑Omikamo Bluetooth キーボード
キー配列、マルチペアリング対応、テンキー付きと結構な勢いで条件に合致していますが、有線接続非対応
価格的には安価な部類かもしれません。

サンワサプライ ワイヤレス折りたたみフルキーボード(ブラック) SKB-WL35BK

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↑サンワサプライ SKB-WL35BK
キーピッチ、マルチペアリング対応、有線接続対応、テンキー付きとすべての条件をクリアした唯一のキーボードですが、若干お値段が高めとなっています。

MoboKeybordを再度買うよりも若干価格は上がりますが、やはり長く使うものなので少し高額なところについては目をつぶって、サンワサプライのキーボードを購入することに決めました。

という事で次回は実機レビューについて書いてみようと思います。

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2024年03月16日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(1)

今回は外付けBluetoothキーボードを新調したので、それにかかわる話を書いてみようと思います。
自宅でのPC作業をする際、メインで使っているのがモバイルサイズのノートPCなので、キーピッチが狭かったり(SurfaceGOのタイプカバー)、キーボードが変則配列で打ちにくかったり(OneMix4)するので、長文を打つような作業をする際は外付けのBluetoothキーボードを使っていました。
選定にもかなり力を入れ、キー配列やキーピッチ、タイピングの快適性などにこだわった結果、MoboKeybordを購入し、5年くらい使っていました。キーボードの選定に関する記事はこちら
↓MoboKeybord(新型。自分が持っていたのはこの旧モデルです)

MOBO キーボード MOBO Keyboard2 Bluetooth 5.1 日本語配列 USB-C 折りたたみ型 専用ケース兼スタンド付き シルバー/ホワイト AM-K2TF83J/SLW

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キーピッチ19mm、ファンクションキー完備、折り畳み式、キータッチ良好、マルチペアリング対応、そして有線接続でも使用可能と、非常に多機能で優秀なキーボードだったんですが、先日急に特定のキーが利かなくなってしまいました。
分解して故障個所を調査したところ、折り畳みの可動部をまたいで配線されている内部のケーブルの物理的な接触不良が原因でした。(ケーブルを抑えながらキーをタッチすると反応するが、手を離すと効かなくなるような感じでした)
メーカーに修理を依頼したところ、旧型のMoboKeybordはすでに生産終了で修理は受け付けておらず、新しいのを買ってください。と言われてしまいました・・・
しばらくはデスクチップPCのワイヤレスキーボードを引っ張り出して作業したりもしていたんですが、毎回デスクトップPCからキーボードのレシーバーを取り外し、TYPE-C-A変換コネクタを接続し、PC本体に繋ぎこむという作業が手間になってしまいます。
できればノートPCと同じ場所に収納して一緒に取り出したいところですが、サイズが大きく場所も取るので収納スペースの確保も困難です。
という事でしばらくは我慢していたのですがやはり代わりになる折り畳み式のキーボードを新調することにしました。
当時の要求スペックからは大きく変わらないので、MoboKeybordをリピート購入するのも悪くはないのですが、この際なので現在の自分の要求スペックを整理し、ニーズに合ったキーボードを選定購入しようと思いました。
次回は要求スペックの整理および選定購入までの話を書いてみようと思います。
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外付けBluetoothキーボードを新調する話(1)

今回は外付けBluetoothキーボードを新調したので、それにかかわる話を書いてみようと思います。
自宅でのPC作業をする際、メインで使っているのがモバイルサイズのノートPCなので、キーピッチが狭かったり(SurfaceGOのタイプカバー)、キーボードが変則配列で打ちにくかったり(OneMix4)するので、長文を打つような作業をする際は外付けのBluetoothキーボードを使っていました。
選定にもかなり力を入れ、キー配列やキーピッチ、タイピングの快適性などにこだわった結果、MoboKeybordを購入し、5年くらい使っていました。キーボードの選定に関する記事はこちら
↓MoboKeybord(新型。自分が持っていたのはこの旧モデルです)

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キーピッチ19mm、ファンクションキー完備、折り畳み式、キータッチ良好、マルチペアリング対応、そして有線接続でも使用可能と、非常に多機能で優秀なキーボードだったんですが、先日急に特定のキーが利かなくなってしまいました。
分解して故障個所を調査したところ、折り畳みの可動部をまたいで配線されている内部のケーブルの物理的な接触不良が原因でした。(ケーブルを抑えながらキーをタッチすると反応するが、手を離すと効かなくなるような感じでした)
メーカーに修理を依頼したところ、旧型のMoboKeybordはすでに生産終了で修理は受け付けておらず、新しいのを買ってください。と言われてしまいました・・・
しばらくはデスクチップPCのワイヤレスキーボードを引っ張り出して作業したりもしていたんですが、毎回デスクトップPCからキーボードのレシーバーを取り外し、TYPE-C-A変換コネクタを接続し、PC本体に繋ぎこむという作業が手間になってしまいます。
できればノートPCと同じ場所に収納して一緒に取り出したいところですが、サイズが大きく場所も取るので収納スペースの確保も困難です。
という事でしばらくは我慢していたのですがやはり代わりになる折り畳み式のキーボードを新調することにしました。
当時の要求スペックからは大きく変わらないので、MoboKeybordをリピート購入するのも悪くはないのですが、この際なので現在の自分の要求スペックを整理し、ニーズに合ったキーボードを選定購入しようと思いました。
次回は要求スペックの整理および選定購入までの話を書いてみようと思います。
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2024年02月17日

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリする話(2)

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリさせる話の続きです。
今回はAnkernanoChargingStationを購入したので、その実機レビューを行います。

↓今回購入したAnkernanoChargingStation

Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W) (USBタップ 電源タップ AC差込口 2口 USB-C 2ポート USB-A 2ポート 延長コード 1.5m) 【PSE技術基準適合】MacBook PD対応 Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応 (グレイッシュブルー)

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20240217_223816.jpg
↑現物(色違いですが・・・)を上から見たところ
平べったい本体の後ろに電源ケーブルが引っ付いています。
上面にはAC100Vコンセントが2口ついています。

20240217_223840.jpg
↑裏面には滑り止めのゴム足が付いています。

ただし、本体が軽すぎて、置き方によってはケーブルのコシに本体の重さが負けてしまい、浮き上がってしまうようです。
20240217_223827.jpg

なので、本体を机の端っこに置いて、ケーブルを机から垂らすような感じにすると場所も取らず、滑り止めが効くので机からもずり落ちずに使うことができました。
20240217_223925.jpg

20240213_003513.jpg
↑コンセントを挿し込むと、プラグ穴の周辺が持ち上がってきます。
おそらく100Vコンセントの厚みを確保するには本体が薄すぎたのではないかと思われます・・・
ちなみにコンセントを引き抜くとコンセントの出っ張りは勝手に引っ込んでくれるようです。

20240217_223854.jpg
本体前面(側面?)にはUSBポートの類が付いていました。
Type-C(USB-PD67W対応)が2口、Type-A(5V-2.4A)が2口になります。
ちなみに接続ポートの組み合わせと各ポートの最大出力は以下のようになっているようです。
20240217_232553.jpg
組み合わせを見ていると、USB-PDの67W出力がフルで使えるのは、Type-Cケーブル1本挿しの時だけのようです。
そこからType-AやType-Cを追加で接続すると1ポート当たりの最大出力は45Wに下がるようです。
つまりOneMix4などの高出力を要求するPCをUSB-Cに直結する場合はほかのUSBポートには機器を接続できない。
という事になります。
実際に同時接続を試みましたが、以前の45WのPDアダプターを使った時のように、電源供給が間に合わず、充電が切れてしまう現象が発生しました。
ちなみにSurfaceGOは要求電力が低いので、スマホと同時接続が出来ました。
どうしても同時接続するときは、上面のAC100Vコンセントを使うことになりそうです。
20240217_225230.jpg
↑OneMix4の充電器とDELLのノートPCのACアダプター、そしてスマホ用のUSB-PDケーブルを接続したところ
コンセントの向きが縦向きなので、隣り合ったACアダプター同士が干渉せずに使うことが出来ました。

パソコン類と組み合わせて使う場合は若干の注意点はありますが、わざわざ机の下に潜り込んでコンセントに電源アダプターを挿す必要もなくなり、コンパクトで配線した状態もケーブルの方向がそろっていてスッキリするので、非常に使い勝手のいい充電アダプターであると思います。

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2024年02月12日

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリする話

我が家では主にリビングテーブルでPCの作業をしています。
使用しているのはUSB-PD充電を行う小型PCや、ノーマルのコンセントから充電を行う14インチクラスのノートPC、そして撮影した写真や動画を転送するためのスマートフォンなどです。
USB-PD系の充電を行う際は、PD対応のACアダプターを使用していますが、コンセント直挿しのアダプターはコンパクトで持ち運びは便利な反面、コンセント端子が本体直結なので、使用時に隣接するコンセントをつぶしてしまうという欠点もあります。
我が家ではリビングテーブルでの作業を想定していたので、机の下に2口コンセントを配置しているのですが、USB-PDの電源アダプターを片方のコンセントに挿すと、もう片方のコンセントの口も塞がれてしまい、使えなくなってしまいます。
20240212_224544.jpg
↑コンセント全面を埋め尽くすPD充電アダプターの様子

対策として3口のテーブルタップをコンセントに差し込み分岐したりもしているのですが、毎回机の下に潜り込んで配線をしなくてはいけない上、外観的にも今一つゴテゴテしてスッキリしない感じです。
タップを机の上に引き上げて配線する手もないことはありませんが、ケーブルの自重でタップ本体が引っ張らで机の上からずり落ちてしまったりしてしまいます。

という事情で机の上にスッキリと配置することが出来、さらにUSBもコンセントも同時に接続できるような電源タップを探していたのですが、最近Anker製のよさげな充電タップを発見してしまいました。
↓こんなやつ

Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W) (USBタップ 電源タップ AC差込口 2口 USB-C 2ポート USB-A 2ポート 延長コード 1.5m) 【PSE技術基準適合】MacBook PD対応 Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応 (ホワイト)

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ACコンセント2口、USB-Aポート2口、USB-PDポート2口を備える薄型軽量コンパクトな充電ステーションです。しかもテーブル上に設置するととを想定されているので、滑り止めのゴム足付きのようです。
USB-PDポートはは67W出力まで対応しているので、高出力を要求するハイスペックなPCも充電することが出来そうです。
値段はそこそこ張りますが、それ相応のメリットが得られそうなので、早速購入してみることにしました。
次回はこの薄型軽量、高出力な充電ステーションの実機レビューを行ってみようと思います。

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2024年02月02日

ARグラスを買ってみる話(5)

前回に続きXrealBeamの使用感についてのレビューを行っていきます。

XrealBeamは2通りの使い方があります。
1つ目はPCやスマホに接続し、ディスプレイアダプター的に使う方法です。
XrealAir単体では単純に視野の中にPCやスマホの画面を映し出すだけの機能でしたが、XrealBeamを間にかませる事で、様々な表示モードを使うことが出来ます。
主な表示モードは下記の3つです
・ブレ補正モード
画面表示は視界MAXで頭を動かすと動きについて画面も動いてきますが、動き出しに遅延を挟むことで、細かいブレはキャンセルされるモードです。
乗り物に乗っている時にこのモードを選ぶと、細かい揺れがキャンセルされ、ブレを抑制する事が可能です。

・3DoFモード
画面を空間に固定することが出来るモードです。
正面を見た状態でオレンジのボタンを長押しするとそこを中心に空間に画面が固定され、首を振っても画面はそこから動かなくなります。
決まった姿勢で作業をするときなどにこのモードを選ぶと、物理ディスプレイと同じような感覚でXrealAirを使うことが出来るようになります。

・サイドスクリーンモード
画面を視野の端っこに表示できるモードです。
サイズは視界の1/4程度になりますので、細かい文字は見えなくなります。
どちらかというと映像や動画、ナビの地図などを視界の端に表示しつつ、それを見ながら何かをする時に使えるモードです。
画面の位置は視界の4隅に設定することが出来ます。
side_screen.jpg

↑サイドスクリーンモードのイメージ

実際に使ってみたところ、ディスプレイアダプターとしては非常に優秀で、3DoFモードでは首を振っても非常に滑らかに追従し、ブレることなく空間にディスプレイを表示することが出来ました。

そしてもう一つの使い方は、Android端末としての使い方です。
XrealBeamはOSとしてAndroidを搭載しているので、それ単体でも動作することが出来ます。
初期的にインストールされているのはNetFlixとAmazonPrimeVideo、ファイルマネージャーだけですが、PCなどに接続すると内部のストレージにアクセスすることが出来るので、AndroidアプリのインストールファイルをBeam内部のストレージにコピーすることでアプリの追加インストールが出来ます。
アプリ上の画面操作はスペースマウスというものを使います。
これはBeam本体に連動した点状のカーソルをWiiのリモコンのように動かして画面をクリックしたりドラッグしたりするものです。

また、XrealAir単体だと画面サイズ、見える距離は固定ですが、XrealBeamを接続する事で画面サイズと距離も調整できるようになります。
画面が遠いなと思った場合は近づけて表示できますが、あまり大画面を近距離に設定すると、画面が視野角からはみ出てしまい、切れて見える場合もあります。

とまあ、Beamの概要はこのくらいにして実際の操作について書いていきます。

まずXrealBeamにXrealAirを接続すると、XrealBeamの電源が入り、OSが起動します。
20231205_231610.jpg
↑Beamの起動画面。Beamをネットワーク接続するとシステムアップデートが始まります。

アップデートが終わると、メインメニューが表示されます。
この状態から左側のUSBポートとPCのディスプレイポートを接続すると、サブディスプレイと認識され、レンズの中に画面が表示されます。
20231225_215836.jpg
↑Windowsの画面を表示したところ。

ちなみにBeamがWifi接続されていると、ミラキャストやAirPlayからも無線接続が可能となります。
無線接続はケーブル直結に比べると追従性は落ちますが、AndroidスマホやiPhoneをお手軽に接続し、動画再生などをすることが出来ます。

Beam起動後にPCなどの機器を接続せず、アプリのアイコンを選択して起動すると、Beam単体でアプリを起動し、使用することが出来ます。

Beam_menu.jpg
メインメニューの直下に出ているアイコンからだと3Dモードで起動(ブレ補正や3DoFが有効にできる)、2Dアプリのフォルダーのアイコンから起動すると2Dモードで起動されます(Xreal直結と同じ状態:こっちの方が画質は高く、Beam本体の処理の負荷が少ないので、アプリの動作も軽いですが、首を振ると画面がブレる・・・)
20231226_222718.jpg
↑アマゾンプライムビデオを起動したところ。
(ARグラスだと画面撮影が出来なかったので、モバイルディスプレイに映しています・・・)

アプリの追加方法については公式Youtubeで紹介していますので、そちらの動画を参照してみてください。

WindowsPCに接続するとディスプレ認識されると同時に内部ストレージにもアクセスできるようになります。
何らかのStoreアプリを入れておけば、その後はBeam単体でアプリを検索し、追加できるようになります。
ちなみにGooglePlayStoreは使えないので、自分はAuroraStoreを入れて使っています。

とりあえずブラウザを1つ入れるとだいぶ活用の幅が広がります。
おススメはLineのアドオンが使えるKIWI Browserとかです。
ブラウザを入れてしまうとYoutubeやgmailもwebから使えるようになるので、Android端末としてやりたいことはほぼできるようになると思います。
ちなみにGoogleChromeはGoogle開発者サービスに依存しているので、うまく動きませんでした。
というか、Google系のアプリはほぼすべて使えないと思っても良いと思います。
そもそも開発者サービス自体インストールするとバグります。
慌ててアンインストールし、脱Googleでシステムを作り上げています・・・

という事で自分がとりあえずBeamに入れたアプリは以下の通りです。
・FireFoxブラウザー:汎用性の高いブラウザーアプリ
・KIWI Browser:Lineのアドオンが使えるブラウザーアプリ、ブラウザーそのものとしても充分使える
・AmazonShopping:買い物がしたかったのでインストール
・AuroraStore:GooglePlayStoreの代わりとして。インストールしたアプリのバージョン管理もちゃんとやってくれます。
・simeji:キーボードアプリ。Gboardが使えなかったので、こっちで対応しています。

その他の使用感として主に感じたところを以下列挙しておきます。
良かった点
・Android端末として使用すると非常に用途が広がる。
→使用感的には本体のないAndroidタブレットを使っているような感覚です。
 タッチ操作はスペースマウスを使うので慣れが必要ですが、操作に慣れるとBeamとブラウザだけで普段使いのメールとネットは完全に対応するので、かなり便利です。

・空間固定の3DoFモードは非常に優秀
→今まではタブレットやミニPC+モバイルディスプレイで作業をしていましたが、Beam+XrealAirを使う事でモバイルディスプレイを準備しなくてもお手軽に大画面のサブディスプレイを使えるようになりました。
長時間の使用には慣れが必要ですが、手っ取り早く2画面作業したい場合は間違いなくBean+XrealAirを使うようになってしまいました。

・サイドスクリーンモードはながら作業に最適
→サイドスクリーンモードを使うと、洗濯ものを干しながら動画を見たりと、他の作業をしていても、視界に画面が付いてきてくれるので、使ってみると結構快適でした。

・Bluetooth機器を繋げると更に便利に
→XrealAirのスピーカーは音漏れと音質が過大視されていますが、手持ちのBluetoothイヤフォンを接続する事でその問題は解決されます。ノイズキャンセリング付のイヤフォンを使って動画を視聴するとかなりの没入感で動画を楽しむことが出来ました。

とまあ、使ってみるとメリットだらけのBeamですが、気になる点も数点ありました。
その辺りについても以下に列挙しておきます。
・グラス直結に比べると画面の画質は落ちる
→直結だと端末からの生の映像信号を表示するだけなので、細かい文字までくっきりと表示されますが、Beamをかませると、映像信号に対し、グラスの傾きや設定された距離情報を基に処理が入るので、全体的に映像がざらつくような感じになります。(細かいノイズのような滲みが出る感じ)
Excelやメール、ネットサーフィンなど、細かい文字を読むような使い方をしている時に、首を振って表示位置の補正処理が発生すると一瞬ですが画質が低下し、文字が読みにくくなる瞬間があります。
逆にYoutubeやAmazonPrimeVideoのような映像を見るような用途であればさほど気にはならなかったです。

・AirPlay接続時、見られない動画配信サービスがある
→AirPlayでiPhoneを接続すると、Youtubeは見れましたが、AmazonPrimeVideoなどの動画配信サービスはプロテクトがかかり見られませんでした。この辺も今後のアップデートで改善される事を期待します・・・

・充電の挙動が怪しくなる場合アリ?
→USB-PD対応で普段は急速充電が出来るのですが、充電しながら使っていると時々PDの充電モードが有効にならず、充電しているのにバッテリー残量が減っていくような現象が発生します。
電源ボタンをお長押しし、本体を再起動すると治りますが、今後のアップデートなどで修正されることを期待しています。

・スペースマウスがドリフトする
→本体のジャイロセンサーの問題なのか、スペースマウスの青いカーソルが勝手に左右に流れていく現象が発生します。
しばらく使っていると落ち着く場合もありますが、オレンジボタンを長押しし、カーソルの位置を都度リセットしながら使うと問題は解消されますが、これも今後のアップデートか何かで修正されることを祈っています。

・本体の処理速度はあまっり高くない&長時間使っていると結構発熱する
→本体のCPUスペックはあまり高く無い様で、AmazonPrimeVideoなどを3Dモード(ブレ補正や3DoFモード)で使っていると、動きがカク付いたりします。
また長時間使うと結構発熱するので、冷却ファンが全開で動きます。
枕元に置いて使っているとファンの音は結構聞こえてきますし、本体をポケットに入れて使うとファンの熱排気でかなり熱くなりますので、要注意です。おそらくポケットなどには入れない方が良いかもしれません。

・ボタン操作音は結構大きい
→ボタンの操作音ですが、寝室などで使っているとバチバチと結構響きます。
 ブラウジングなどをしているとクリック頻度が高くなるので、周囲に他の人が寝ているとちょっと迷惑がかかるかもしれません。

・画面サイズ設定を最大の139インチにすると、視野内に画面が収まらない
→Beamを使うと画面の距離やサイズを設定することが出来ますが、視野に占める画面の面積比と焦点距離を調整しているような感じです。
視野角が46度なので。あまり大きいサイズの画面設定を選ぶと視野角内に画面が収まらず表示しきれない場合があります。今後ハードウェアの改善で視野角が広がってくると解決されてくると思います。

あと注意点ですが、よくネットの広告映像とかで空間に3画面表示が出来るような事を書いていますが、Beamを使っても3画面にはなりません。(自分は出来ると勘違いして買ってしまいました・・・)
3画面表示には別途Nebulaというアプリが必要になりますが、Windows版はまだベータ版の段階で、公式ページからダウンロードは出来るようです。ちなみにNebulaとBeamは現時点では併用できないようです。

という事で気になる点も色々とありますが、まだまだ発展途上の分野なので、今後の技術の進歩により少しずつクリアはされていくんだろうなと思ったりしています。
いずれにしても、これらの点を差し引いでも得られるメリットは非常に大きく、面白い製品だと思いますので、今後もいろんな使い方を試して、レビューしていこうかと思っています。

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2024年01月28日

ARグラスを買ってみる話(4)

先回までの記事ではスマートグラス単体での使用感などを書いてきましたが、今回はそのスマートグラスの機能を強化するXreal-Beamを購入したので、その使用感などを書いてみようと思います。

Xreal-Airについてはバッテリーなどの劣化要素が殆ど無いので中古品を格安で買いましたが、Xreal-Beamについてはバッテリーを搭載しているので思い切って新品を購入しました。
20231129_223846.jpg
↑パッケージの中にさらにパッケージが入っていました。
箱の模様を見た感じ、左側が本体の箱、右側がケーブル類が入っている箱のようです。

20231129_224006.jpg
↑箱を開けると、中から本体が出てきました、つるっとしたリモコンのような外観ですが、往年のアップルのオーディオプレーヤーを彷彿させるような形状です・・・(似すぎ?)
本体パッケージはシールで封印されていますので、シールを破って開封するような感じでした。
すり替え防止には非常に有効ではないかと思われます。

20231129_224046.jpg
↑その他付属品はこんな感じです。
本体、マニュアル類、そしてケーブル。要は本体とケーブルだけです。

20231129_224113.jpg
↑本体を手に持ったところ。サイズは手の平にすっぽり収まるくらいの感じです。
面積は6インチクラスのスマートフォンの2/3くらいですが、厚みは1.5倍くらいあります。
円環状のカーソルキーと中心に選択ボタン、その下に戻るボタンが配置されています。
基本的な操作はこのキーを触ることで行うようです。
カーソルキーの上にはバー状のランプが配置されています。
これは電源ランプ、およびバッテリー残量が長さで表示される仕組みになっています。
右側一杯で満タン、残量が減っていくと徐々に左方向に短くなっていき、電池切れになるとバーの左端が赤く点灯するような感じです。

20231129_224115.jpg
↑本体左側には画面モードなどを切り替えるオレンジ色のボタンが付いています。
クリックすると画面モードが切り替わります。(画面固定、ブレ補正、サイドスクリーンの3種類)、画面サイズの切り替えなどの設定モードに入るのもこのボタンを使用します。

20231129_224118.jpg
↑本体右側には青色の長いボタンが付いています。
こちらはボリューム調整用のボタンになります。Xrea Air本体のスピーカーやBluetoothイヤフォンなど、オーディオ機器の音量を調節することが出来ます。

20231129_224120.jpg
↑本体底面です。USB-Cポートが2つ付いています。
右側はXreal本体との接続専用(映像出力)、左側は充電やPC,スマホとの接続用となっています。
左右のポートはそれぞれ専用ポートになっているので、接続を間違えると正常に動作しないようです。
ちなみに本体右下の角にはストラップのひもを通す穴が空いています。
操作時の落下防止などをしたい場合はここにストラップを付けることが出来そうですが、肝心のストラップは付属していないようでした。
20231129_224123.jpg
↑本体上面です。ちょっと分かりにくいですが右端のへこみの部分に電源ボタンが仕込まれています。
ちなみにXreal-Beam本体には冷却ファンが内蔵されていて、この銀のスリットは排気口になっているようです。
20231129_224126.jpg
↑本体裏面です。
特に何もありませんが、ケースの継ぎ目が見られます。本体の蓋を止めているネジなどが見当たらないので、分解修理を行うときはこの隙間に何か工具を入れてこじ開けるんだろうなと勝手に想像しています。

20231129_224226.jpg
↑で、結局使うのはこの本体とケーブルだけという事になります。
少し長くなってきたので、次回はXreal本体との接続から使用感を書いてみようと思います。
(少し使い勝手には癖がありますが、色々できてとても興味深いという印象です)

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2024年01月06日

ARグラスを買ってみる話(3)

ARグラスを買ってみる話の続きです。
今回はXrealAir(Nreal)の実機レビューをしてみようと思います。

色々と魅力的なモデルがありましたが、結局はそれ新品じゃなくてもいいんじゃない?という売り文句に負けて、メルカリフル活用でXrealAirの旧モデルを中古で購入・・・

さすがに中古品なので、パッケージなどは使用感があったので開封のシーンは割愛させて頂きます。

中身はグラス本体、ケーブル、ライトシールド、ノーズパッド、専用キャリーケース、視力矯正レンズ用のレンズクレームが入っていました。
20240107_220447.jpg
↑ノーズパッドは本体にあらかじめついているのを含めると3種類あります。
鼻の低い人は長いやつ、高い人は短いやつといった風に、鼻の高さに合わせて付け替えるようになっているようです。
20240107_220500.jpg
↑視力矯正レンズ用フレーム
ノーズパッドの台座の当たりに取り付けられるようです。
レンズは専用のショップで作ってもらえるとの事です。

20240107_211033.jpg
↑専用キャリーケースはグラス本体とケーブルを入れることが出来ます。
しっかりと強度のあるカプセル型なので、鞄に入れて持ち運んでも中身はしっかりと保護してくれそうです。
20240107_210345.jpg
↑グラス本体です。
20240107_210320.jpg
↑ライトシールドを装着したところ。
これを付けることで背景が遮光され画面だけを見ることができます。
新型の上位モデルはこの代わりに本体側のレンズで調光できるようになっているようです。

20240107_210405.jpg
サングラス型のレンズの内側に映像を映し出すための反射型のレンズが仕込まれています。
眼鏡の中に眼鏡があるようなイメージです。
遠目で見たら普通のサングラスをかけているように見えますが間近まで寄ると中身が透けて見える感じです。
20240107_210428.jpg
↑裏側から見たところ。
リム上部に仕込まれているOLEDパネルから映し出される映像を目の方向に反射するために、レンズが斜め方向に取り付けられています。
20240107_210505.jpg
↑リム内部に仕込まれたOLEDパネル
左右2つ同時に映像を表示し、この表示加減で距離やサイズを調整しているようです。
20240107_210440.jpg
↑右側のテンプルの下側に操作ボタンとマイクが仕込まれています。
レンズ側からマイク穴、ディスプレイON/OFFのスイッチ、輝度調整スイッチとなっています。
その後ろ側にスピーカーの長穴が開いています。
20240107_210456.jpg
↑左側のテンプルはスピーカーのみです。こちら側にはケーブルから信号を受けて映像処理を行う基板類が入っている様です。先セルの先端にType-Cの接続ポートが設けられており、ここからType-Cのディスプレイケーブルを接続する仕組みになっているようです。
ちなみにテンプルの角度は3段階で調整する事が出来るようです。
20240107_210525.jpg
↑付属のType-Cケーブル。
先端に角度が付いている方が本体側に接続するコネクターとなります。
ケーブルが斜め下向きに出るので、装着時にケーブルが体に当たりにくくなるようになっています。
20240107_210543.jpg
ケーブルを使ってPCと接続をしたところ、外部ディスプレイとして認識し、OLEDパネルに画面が表示されます。
20240107_210701.jpg
グラス本体から覗いたところ、空間に巨大なPC画面が出現していました。
20240107_210810.jpg
↑グラスに映し出された画面の様子。
画面イメージ.png
↑空間に映し出された画面のイメージはこんな感じです。
視界に大きく半透明の画面が映し出されますが、輝度を上げていくと背景にかかわらずくっきりと画面を見ることが出来ます。
画面も文字がくっきり見えるので、ちょっとした作業にも十分使えるレベルではないかと思わます。

数日間使ってみた所感は下記のような感じでした。
・大画面で表示もくっきり映るので、仕事には充分使えるレベル
→FullHD解像度の大画面(約130インチ)が目の前に広がります。
 文字などもくっきり映るので、普通に仕事にも使えます。
・マイクを内蔵しているので通話も可能
→マイクを内蔵しているので、表示機能付きヘッドセット的な使い方が可能です。
 装着した状態でリモート会議の通話も問題なくできました。通話音質も問題ありません。
 というか、音楽を聴くと音質が・・・という評価ですが、通話程度であれば本当に問題なく使えます。
・大画面を実感するには視界前面にある程度の大きさの空間が必要
→ここは使っていて気づいたのですが、周りの空間の広がりに対しての視野の面積、および視界の中の画面の専有面積の割合で画面の大きさを体感できるような仕組みなので、視界前方にある程度の空間が無いと130インチの画面サイズを体感することが出来ないようです。試しに視界の前面1m以内に壁がある場所で使用したところ、画面の大きさは30インチ程度くらいに感じました。これは視界が至近距離の壁で視野角46度とした場合、視界に映る面積が小さくなり、それに対しての画面の占有率となるので背景や空間の狭さに引っ張られて画面が小さく見えるという仕組みのようです。
画面サイズの見え方.png
狭い空間でも大画面を体感する場合は、背景を遮断できるライドシールドの装着が有効のようです。
・寝転んで手ぶら状態で動画視聴が出来るのは非常に快適
→寝転んでスマホで動画を見る場合、スマホを支える手がだるくなったり、手が疲れてくると顔面にスマホを落としたりしてしまいますが、ARグラスはメガネをかけるような感じなので手ぶら状態で動画を天井に浮かべて見ることが出来ます。これが意外と快適で、ごろ寝必須アイテムになる事間違いなしです。

・長時間装着には慣れが必要な場合も?
→自分はメガネをかけていないので猶更ですが、ヘッドマウントディスプレイ特有の酔いのようなものがあります。あまり長時間付けていると疲れてくるので最初は短時間の装着から慣らしていく必要がありそうです。

・長時間使っていると発熱はする。
→このARグラスはバッテリーこそ持っていませんが、電源をもらって自発光式ディスプレイを発光させていますので、それなりに発熱はします。特に左側のテンプルが熱くなってきますので、装着していると頭に熱が伝わってきて違和感を覚えるかもしれません。
新型のAir2はこの辺の発熱がだいぶ抑えられているとの噂ですので、発熱を少しでも抑えたい人はAir2を買った方が良いかもしれません。
・大画面でのゲームはかなり迫力あり
→130インチの大画面でのゲームプレイはかなり迫力があります。
ただし、ヘッドマウントに慣れていない人は更に酔いやすいかもしれないので、ゲームプレイも短時間から慣らしていくと良いかもしれません。
・乗り物などで使うと結構画面がブレる
→電車、車などの中で使用すると頭の振動を拾って結構画面がブレます。
ブレる画面を真面目に追いかけると画面に酔うので、後述するXrealBeamの使用をお勧めします。

という事でこのAir本体だけでもかなり楽しめるアイテムであることは間違いありませんが、追加ユニットとしてXrealBeamというものを使うと更にこのARグラスの機能を拡張することが出来ます。

XrealBeamにはAndroidOSが搭載されており、ディスプレイアダプタの機能強化だけではなく、それ単体としてもAndroid端末として使用が可能となります。
つまり、スマホやPCに接続しなくても動画視聴やネットサーフィン、メールチェック程度は出来るようになるという感じです。
加えて画面を空間に固定するモードやブレ補正モード、サイドスクリーンモード等複数の画面モードの使用が可能となり、画面のサイズ、距離も切り替えることが出来るようになるそうです。

購入時点でこのXrealAirを仕事で使う事も想定していたので、画面を空間固定する機能だけは必須かなと思いました。
という事で、追加でXrealBeamについても購入をし、更に便利なARグラスライフを満喫してみようと思います。
このBeamはAndroidを搭載している端末機器なので当然このBeamにはバッテリーが搭載されています。
こっちについては中古の購入はやめて、新品購入をすることにしました。
こちらのレビューについては次回以降で書いてみようと思います。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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