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2024年04月21日

自宅のノートパソコンを買い替える話(2)

前回に引き続き、自宅のWindows11に上げられないPCを買い替える話の続きです。
今回は機種の選定基準などについて書いてみようと思います。

まずは次のPCを検討するにあたり、今のPCのスペックについておさらいしてみます。
WIN_20200329_21_52_52_Pro.jpg
メーカー名:DELL
型名:Inspiron14 7460s
CPU:Intel Core i5‐7200U(CPUスコア:3393)
メモリー:16GB(元々は8GBだったが、ゲーム用で増設して16GB)
ストレージ:SSD256GB+HDD500GB(元々はSSDだけだったが、データ用でHDD増設)
画面サイズ:14インチ
画面解像度:1920×1080
キーボード:日本語キーボード
OS:Widnows10Home

サイズ感はこの前に使っていたVAIOが14インチだったので、その使用感を引き継いで14インチにした記憶があります。あとは当時のミドルレンジの第7世代のCorei5を選定、メモリーも当時は8GBは多い方でした(4GBが主流だった時代)。
最初はライトな用途(メール、ネット程度)で使っていましたが、後からマインクラフト等のゲームをやりだしたのでスペックが足りなくなり、メモリーやHDDを増設した感じです。

現在は妻が自宅ワーク用に使っており、特に致命的な問題はなく使えていますが、時々動きがもっさりする事があるそうです。
ちなみに自分も以前は8世代のi5マシンを仕事で使っていましたが、晩年はスタートアップのアプリ起動が重たくて、電源を入れたら5分くらいまともに動かなかった記憶があります。
自宅のPCはそこまでスタートアップをぶち込んでいないのでまだマシですが、今後のOSの肥大化に備え、ある程度のCPUパワーは欲しいところではないかと思いました。

以上のことを踏まえ買い替えにあたっての要求スペックを考えていこうと思います。
項目ごとの選定内容と根拠を以下に列挙してみます。
・画面サイズ
現状維持で良さそうだったので、14インチサイズの機種を選ぶことにしました。
市場としては15.6〜16インチクラスの物が数多く出回っていますが、用途の中で持ち運びの機会がそこそこあるので、今回は対象外としてみました。

・CPU
元々スコア3000ちょっとで特に問題はなかったのですが、最近はローレンジモデルでもスコア10000は超えてくるので、せっかく買い替えるのであれば、少なくともスコア1万後半くらいの能力は欲しいと思いました。あと、Intelだと第12世代以降の物を選ぶ事にしました。
これは12世代以降からCPUの電力効率が格段に上がっているからです。
出来れば13世代、14世代の物を選びたいところですが、ここは価格との相談になるかと思いました。

・メモリー容量
安いモデルだとまだ8GBの物がありますが、数年間使うことを考えると最低16GBは欲しいところだと思いましたので、最低ラインを16GBとすることにしました。

・キーボード仕様
使い勝手維持のため、日本語キーボードは基本です。(USキーボードもかっこいいんですが、ファンクションや記号の配列が違うので・・・)あと、キー配列は右端にHomeキーなどのファンクションキーが縦に並ぶタイプはバックスペースを押すたびに隣の変なキー(HOMEキー)を押してしまい、カーソルがどこかに飛んで行ってしまい、入力作業が中断してしまうので、このようなキーボードの機種は避け、以前のPCと同じような一般的なキー配列の物を選ぶことにしました。
またテンキーを無理やりつけている機種もありますが、その分キーピッチが犠牲になったりしていますので、テンキーなしの物を選ぶ事にしました。

・ストレージ
SSDであることは基本中の基本として(今時HDDのタイプはほぼ無いと思いますが)容量も256GBだとすぐに一杯になるので最低でも512GBできれば1TBの物を選ぶことにしました。

・インターフェース
拡張性や利便性を考えると、Thunderboltポートは欲しいところです。特に我が家にはThunderboltを使う外付けGPUユニットがあるので、それを活用するにあたり、Thunderboltは必須としました。(外付けGPUは使わないかもしれないけど、ディスプレイ出力やUSB充電も出来て便利なので、念のため・・・)
あとはUSBポート、HDMIポート、SDカードリーダーあたりは欲しいかなと思いました。
光学ドライブはあまり使わないし、手持ちの外付けドライブで事足りるので今回は不要としました。

・タッチパネル
画面を直接触って操作や手書きができるのは非常に便利なので、出来れば欲しいところですが、本体の重量が重たくなったり、価格が高くなったりするので、今回は必須ではないという事にしました。

・価格
ここは最も重要なファクターのうちの一つです。
高い要求スペックを列挙すればするほど価格は青天井に上がっていきます。
外観のかっこいい最新モデルは20万、下手すれば40万近くするものもありますが、とてもそこまでは
手が出ません・・・
予算の都合もあるので今回は15万円以下で探してみようと思います。

・プリインストールソフト
以前よくあった国産メーカーのPCは使わないプリインストールソフトがたんまり入っていて、それだけでストレージ容量を食いつぶしていたり、スタートアップのCPU負荷をごっそり持って行ったりしてくれますので、あまり余分なソフトが入っていない物を選びたいところです。
またOfficeソフト付きのモデルは数万高くなるし、そもそも自分はOfficeライセンスを持っているので、Officeなしのモデルを選ぶ事にしました。

とまあ、選定条件としてはこんな感じで行ってみようと思います。
以上の条件を基に価格.com等を駆使して、候補の機種を挙げて、選定を進めたいと思います。
具体的な候補のピックアップとそれに対しての評価、選定は次回で書こうと思います。

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2024年04月20日

自宅のノートパソコンを買い替える話(1)

今回は自宅のノートパソコンを買い替える話を書いてみようと思います。
きっかけはWindows10のサポート終了がそろそろ間近に迫ってきたところから始まりました。
Windows11へのアップデートの要件として、TPM2.0への対応というものがあり、我が家のOneMix4もそれに引っ掛かり、あわやWindows10サポート切れとともにお払い箱となってしまうところでしたが、そこはBIOSのアップデートによりTPM2.0を有効化できたので、当面現役で使えるようになりました。
ところが、Windows11のアップデート要件にはともう一つ厄介な問題があります。
それはCPUの世代の問題です。
IntelのCPUでいうと第7世代以前のCPUはWindows11アップデート対象外となってしまいます。
自分のパソコンの使い方にも原因はあるのですが、我が家のパソコンは旧型のハードウェアの物が結構残っています。
その中でもCPUがWindows11へのアップデート要件を満たしていない物が数台あり、こればっかりはBIOSのアップデートでは何ともなりません。
という事で今回はそのアップデートの要件に引っ掛かったPCの中の1つであるDELLのノートパソコンの買い替えに関する話を書いてみようと思います。
要は今使っているノートPCを買い替えるならどんなスペックが良いか?という観点で対象を絞り込み、購入した後の実機レビューまで書ければ良いなと思っています。
WIN_20200329_21_52_52_Pro.jpg
↑奇しくも今回更新対象となってしまったDELLのノートPC(Inspiron14 7460s)
次回は現状のDELLのノートPCのスペック、そして買い替えにあたっての要求スペックの整理をおこなってみようと思います。

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2024年04月06日

Nebula for Windowsを試してみる話(Xreal air)

ARグラスの人気シリーズ、Xreal-airを購入して数か月が経過しました。
装着してPCに接続するだけでお手軽に大画面を使えるので、いろんな場面で重宝しています。
そんな中でも最大のメリットは寝転んで動画を視聴出来るという所です。
スマホを使った場合、どうしても片手に持って動画を見なくてはいけないので、手がだるくなったり、眠たくなって意識が飛ぶと、スマホを顔面に落としてしまう危険性がありますが、Xreal-airを使うとハンズフリーで楽に動画視聴ができるので、お休み前のくつろぎタイムでも大活躍してくれています。
今回はそのXreal-airの機能を更に引き出してくれるNebula for Windowsを入手したので、その使用感についてレビューしてみようと思います。
NebulaというのはXreal-airの発売元が提供しているアプリケーションで、現在Android、Mac版がリリースされています。Android版は、3D映像を駆使した仮想デスクトップ環境を空間に出現させ、スマホをリモコンのように操作し、独自のアプリでブラウジングや動画視聴、写真の閲覧などができるアプリケーションです。
Mac版はワイド画面や3画面出力ができるようなものらしいです(自分はMacを持っていないので、あくまでも聞いた話によるとですが)
Nebula for Windowsはまだベータ版の公開なので、このサイトから入手することが出来ます。

インストールプログラムを実行し、アプリケーションのインストールが完了すると、Nubulaの初期画面が立ち上がってきます。
nebula_start.jpg
↑Nebula for Windows(ベータ版)の初期画面。
XrealAir本体を接続しないと何も始まらない的なメッセージが表示されています。
そしてその下には・・・
「NVIDIA RTX3060以上を推奨します」という恐ろしいメッセージが表示されていました・・・
結構ハイスペックな要求を突き付けてきます。
RTX3060というと、ゲーミングPCでも結構上位のモデルに搭載されているグラフィックボードになります。
つまり、スペックの低いグラフィックではまともに動かない可能性大です。
幸い我が家にはRTX3070がありますが、外付けGPUにはGTX1660Ti(RTX3060の2世代前のGPU)が搭載されていますし、3070が搭載されているデスクトップPCにはディスプレイポート対応のType-Cが無いので、実質上使うことはできません。
という訳で、まずはOneMix4の内蔵グラフィック(IrisXeグラフィックス96EU)でどの程度動くか試してみることにしました。

早速Nebulaのアプリを起動した状態でXrealAirを接続してみます。
すると・・・
nebula_update.jpg
↑Xreal-airのファームウェアアップデートが始まってしまいます。
ちなみに、NebulaによってアップデートされたファームウェアはBeamでは使えないことがあるらしく、Nebulaを接続した後、Beamに接続すると、ファームウェアのアップデートが実行される場合があるようです。(※先日最新版のNebulaにアップデートするとファームのアップデート合戦は発生しなくなっていました)

ファームウェアのアップデートが終わると、Nebulaの動作モード選択画面が起動します。
nebula_mode_select.jpg
↑モード選択画面
画面モードとしては、仮想画面モードが3種類、ワイド画面モードが2種類から選択できるようです。
ここで任意の画面モードを選択し、表示周波数を選択すると画面の認識音がして、希望のモードに画面が切り替わります。
ちなみにうちのPCで表示周波数を90Hzに設定するとバグって白い画面になってしまい使えませんでした。
この辺は動作するPCのハードウェアの対応状況にもよるかもしれません。

仮想画面モードが起動すると、アプリのメイン画面は調整パラメータをいじる画面に切り替わり、画面の見え方を微調整することができます。
nebula_setting.jpg
一番上のボタンは仮想画面の中心を視野の中心にリセットするボタンです。
背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いた状態でこのボタンを押すと、正しい姿勢で作業することが出来ます。
その下のスライドスイッチはそれぞれ、画面の見える距離、画面の表示倍率、画面の曲度、複数画面表示の倍の画面間の隙間の調整を行うことが出来るようです。

複数画面を設定した場合、中央の画面は本物の画面の複製になり、その左右に拡張ディスプレイとして仮想画面が表示されるようです。
また、ワイド画面であれば、本物の画面の右側の拡張として仮想ワイド画面が表示される仕組みになっている様でした。

nebula_screen_image2.jpg
↑拡張画面の見え方。ワイドの曲面ディスプレイが3つに割れているような感じで視界に表示されます。

スクリーンショット (14).png
↑スクリーンショットを撮ると裏で3画面に加え、視界に表示される合成映像的な画面(おそらくグラス本体の両目のOLEDパネルに表示される映像)が生成されているのが分かります。
この映像をリアルタイムに生成していることを考えると、動作の重たさはなんとなく納得出来る気がしました・・・

Nebulaのメインウィンドウを×ボタンで閉じると、仮想画面モードが解除され、通常の表示の戻すことが出来るようです。

という事で、その他の使用感については下記です。
・GPUの負荷がかなりヘビー
 GTX1660,IrisXeともに試しましたが、いずれのGPUを使った場合も、首を振るとカクカクと画面が追従してくるので、お世辞にも滑らかな表示とは言えないような状態でした。
そして、常にGPU使用率は高い状態を維持し続けています。
xreal_GPU_.png
ここまで負荷率が高いと、バッテリー駆動のノートPCだと電源接続は必須ですし、ベースが高負荷状態なので、ここから更に重たいアプリケーションを起動しての高負荷な作業をするのは非現実的だと思いました。

・CPUパワーもそこそこないと厳しい
 同様にSurfaceGOでも試しましたが、CPU負荷が上がりすぎて通常の操作にもタイムラグが発生しました。
(マウスカーソルすらまともに動かない状態・・・)

という事で、やはり快適に使うにはRTX3060以上というのは妥当ではないかと思いましたが、CPU側も何らかのボーダーラインを設けた方がいい気がしました。
3画面で作業できるのは非常に魅力的ですが、その時点でPCが高負荷になるので、ゲームなどの負荷のかかる用途ではなく、文書作成などの軽作業が限界ではないかと思いました。
ハイスペックなPCでないのであれば、Beamの空間固定(3DoFモード)の1画面の方が快適で使いやすいと思います。
Beamはハードウェアで表示処理を行ってくれるので、PC側の負荷もほとんどないので、ゲーム用途としても十分使えますし・・・今後はNebulaとBeamを組み合わせてPC本体に負荷をかけず3画面表示ができるようになると面白いかもしれません。
という事で、Nebula for Windowsの今後のアップデートに期待です。

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2024年03月30日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(3)

外付けBluetoothキーボードを新調する話の続きです。
前回までで機種の選定を行いましたので、今回は実機レビューを行ってみようと思います。
↓今回のレビュー対象品

サンワサプライ ワイヤレス折りたたみフルキーボード(ブラック) SKB-WL35BK

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購入にあたっては色々な店舗やサイトを見て回りましたが、現状は8000円ちょっとが相場のようです。
最安と思われるサイトにアクセスし、思い切って注文したところ、数日で現物が届きました。
20240315_004057.jpg
↑パッケージを開封したところ
キーボード本体、収納ポーチ、スタンド、USBケーブル(Type-C-A)マニュアル類が同梱されていました。

20240315_004214.jpg
↑本体
三つ折り形状、金属製です。開くところに脚が付いていて、これを起こして開くことで両端が支えられフラットな形状になります。
逆に脚を起こすのを忘れると反り返ってしまうので注意です。

20240315_004300.jpg
↑本体を展開したところ。テンキーと古キーの境目に折り目が来るようになっています。
3枚のユニットの継ぎ目は互い違いになっており、キー配列を崩さないような工夫がされています。
ちなみに本体を展開することで自動的に電源がONになり、折りたたむと電源が自動で切れるようになっています。
ペアリングやマルチペアリングの切り替え、キー配列の切り替えはキーボード上に記号で機能が表示されているので、Fnキーを押しながら各種機能を選択することで操作をすることが出来るようです。

20240320_084930.jpg
↑折りたたんだ状態はコンパクトですが、展開すると市販のフルキーボード(ただしコンパクトサイズ)と同等の大きさになります。

20240315_004323.jpg
↑本体上面には有線接続用のUSB-Cポートが付いています。充電もこのポートを使って行う感じです。
20240320_095919.jpg
↑USBケーブルを接続したところ。
USBケーブルを接続し、Fn+Dキーで有線モードに切り替えることで有線キーボードとしても使用可能です。
有線接続している時は本体の充電も可能です。充電中はパワーランプが赤点灯、充電完了すると緑点灯に変わるようです。
バッテリー残量が少なくなると赤点滅になるようです。

20240315_004515.jpg
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20240315_004528.jpg
20240315_004533.jpg
↑角度調整スタンドを取り付けたところ。
フラットの状態でも使いやすいですが、このスタンドを取り付けるとキーボードに角度をつけておくことが出来るので、よりタイピング性能が向上するような仕組みになっています。
スタンドはキーボード本体の左右両端、中央上面に取り付けることで、ジョイント部のぐらつきをしっかりと抑えてくれます。
スタンドを取り付ける際は本体側の脚は折りたたんだ状態にしないと、干渉して取り付けられないようです。
無理やり押し込んで壊さないよう注意が必要だと思いました。

20240315_004133.jpg
↑専用スタンドはこのように組み合わせて収納ポーチの内ポケットに収納することが出来ます。
持ち運びの利便性に対しての細かい配慮がされていて非常に好感度が高いです。
手持ちの折り畳みマウスもそうですが、サンワサプライ製の製品は持ち運びを考慮して収納ポーチが付属しているものが多いような気がします。

20240315_004602.jpg
20240315_004727.jpg
↑USBケーブル、本体、専用スタンドを収納ポーチに入れるとコンパクトに持ち運ぶことが出来ます。

20240316_132815.jpg
↑手持ちのPCと組み合わせて使用しているところ。
奇遇ですが、マウス、キーボードともにサンワサプライ製品になってしまいました^^;

しばらく使ってみての所感は以下の通りです。
・やはりテンキー付きは快適。仕事にも十分使える
→角度調整スタンドを取り付けることでほぼフルサイズキーボードと同じ感覚で使用することが出来ます。
 テンキー付きなので、数字入力も快適です。
・机に置いてみると意外にがっしりしている。
→本体の材質が金属製なので、安価な樹脂製のキーボードよりも本体の剛性が高く、安定したタイピング感を得ることが出来ます。
・キーのタッチ感は以前使っていたMoboKeybordとほぼ同等
→薄型キーボードはタイピング感が悪化する傾向がありますが、このキーボードはキーボタンの構造もしっかりしているようで、キーストロークの浅さは特に気にならない感じでした。
・携帯性は非常に良い。
→三つ折り形状でコンパクトに折りたたむことが出来、更に収納ポーチのおかげで鞄に入れて持ち運んでもほとんどかさばらないです。本一冊を持ち運ぶのと同じくらいの感覚です。
フルサイズキーボードをここまでコンパクトに持ち運ぶことが出来るのは非常にメリットが大きいと感じました。

という事で、数か月悩んで購入しただけのことがあり、おおむね期待通りの使い勝手で非常に満足しています。
今後はメインの持ち運びキーボードとして、自宅、職場両方でフル活用していきたいと思います。

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2024年03月17日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(2)

外付けBluetothキーボードを選定する話その2です。
今回は今現在の自分がキーボードに求めるスペックの整理とその候補について書いてみようと思います。

前に購入したMoboKeybordの評価がかなり高かったので、それ以上のスペックを持つものが出現するのか?という疑問もあるのですが、とりあえずおさらいで整理してみました。

条件としては以下の通りです
・Bluetooth対応
→これは基本ですね。Bluetooth対応ではない無線キーボードはレシーバーが必須になってしまいます。
レシーバーのインターフェースはほとんどがUSB−Aなので、自分が持っているモバイル系のノートPCに接続しようとした場合、Type-Cへの変換が必要になってしまいます。(Type-Aポートがないので)
変換するには変換アダプターをかませたり、USBドッキングステーションを介して接続することになるので人手間かかってしまい、また飛び出したレシーバーにうっかり何かをぶつけてしまうとUSBコネクターが根こそぎ折れてしまう危険性もあります。

・マルチペアリング対応(2台以上)
→基本的に端末を切り替えて使用したいので、この機能も必須です。
最低でもパソコンとスマホを切り替えたいので、2台マルチペアリング対応は必要であると思っています。

・有線接続対応
→Bluetooth対応のみのキーボードだとOSが起動しないと使用することが出来ません。
 BIOSの設定などをいじる時などは有線接続が必須になります。
 モバイルPC系のトラブル対応やOSインストール、BIOS設定の変更などを行う場合やはり対応していた方が何かと便利なので条件に追加です。

・キーピッチ19mm前後
→ここも必須です。コンパクトさを追求しキーピッチの狭いものも出回っていますが、ピッチが狭くてタイピング性が犠牲になってしまうとそもそもの目的に対して本末転倒なので、ここも譲れません。

・ファンクションキーあり
→折り畳み式のキーボードではサイズを小さくするために数字キーとファンクションキーを共通化しているものがありますが、ここもタイピング性能を重視する際は阻害要因となりますので、条件に追加です。

・テンキー付き
→MoboKeybordを使っていた時の数少ない不満点はここでした。
家計簿を入力するとき、仕事でExcelを使う時など、やはりテンキーがあった方が作業性が格段に上がります。
ただし、サイズも大きくなる方向なので、そこは要注意になります。

という感じで条件を列挙し、ネットショップや価格.comなどでキーボードを検索していきました。
結果として以下のような候補が浮かび上がってきました。

Omikamo Bluetooth キーボード 折り畳み式 ワイヤレス キーボード テンキー付き ipad/iphone キーボード フルサイズ 日本語配列 3台デバイス切替接続可能 Windows/Mac/iOS対応 Type-C充電式 スマホ タブレット パソコン キーボード コンパクト 無線 軽量

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↑Omikamo Bluetooth キーボード
キー配列、マルチペアリング対応、テンキー付きと結構な勢いで条件に合致していますが、有線接続非対応
価格的には安価な部類かもしれません。

サンワサプライ ワイヤレス折りたたみフルキーボード(ブラック) SKB-WL35BK

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↑サンワサプライ SKB-WL35BK
キーピッチ、マルチペアリング対応、有線接続対応、テンキー付きとすべての条件をクリアした唯一のキーボードですが、若干お値段が高めとなっています。

MoboKeybordを再度買うよりも若干価格は上がりますが、やはり長く使うものなので少し高額なところについては目をつぶって、サンワサプライのキーボードを購入することに決めました。

という事で次回は実機レビューについて書いてみようと思います。

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2024年03月16日

外付けBluetoothキーボードを新調する話(1)

今回は外付けBluetoothキーボードを新調したので、それにかかわる話を書いてみようと思います。
自宅でのPC作業をする際、メインで使っているのがモバイルサイズのノートPCなので、キーピッチが狭かったり(SurfaceGOのタイプカバー)、キーボードが変則配列で打ちにくかったり(OneMix4)するので、長文を打つような作業をする際は外付けのBluetoothキーボードを使っていました。
選定にもかなり力を入れ、キー配列やキーピッチ、タイピングの快適性などにこだわった結果、MoboKeybordを購入し、5年くらい使っていました。キーボードの選定に関する記事はこちら
↓MoboKeybord(新型。自分が持っていたのはこの旧モデルです)

MOBO キーボード MOBO Keyboard2 Bluetooth 5.1 日本語配列 USB-C 折りたたみ型 専用ケース兼スタンド付き シルバー/ホワイト AM-K2TF83J/SLW

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キーピッチ19mm、ファンクションキー完備、折り畳み式、キータッチ良好、マルチペアリング対応、そして有線接続でも使用可能と、非常に多機能で優秀なキーボードだったんですが、先日急に特定のキーが利かなくなってしまいました。
分解して故障個所を調査したところ、折り畳みの可動部をまたいで配線されている内部のケーブルの物理的な接触不良が原因でした。(ケーブルを抑えながらキーをタッチすると反応するが、手を離すと効かなくなるような感じでした)
メーカーに修理を依頼したところ、旧型のMoboKeybordはすでに生産終了で修理は受け付けておらず、新しいのを買ってください。と言われてしまいました・・・
しばらくはデスクチップPCのワイヤレスキーボードを引っ張り出して作業したりもしていたんですが、毎回デスクトップPCからキーボードのレシーバーを取り外し、TYPE-C-A変換コネクタを接続し、PC本体に繋ぎこむという作業が手間になってしまいます。
できればノートPCと同じ場所に収納して一緒に取り出したいところですが、サイズが大きく場所も取るので収納スペースの確保も困難です。
という事でしばらくは我慢していたのですがやはり代わりになる折り畳み式のキーボードを新調することにしました。
当時の要求スペックからは大きく変わらないので、MoboKeybordをリピート購入するのも悪くはないのですが、この際なので現在の自分の要求スペックを整理し、ニーズに合ったキーボードを選定購入しようと思いました。
次回は要求スペックの整理および選定購入までの話を書いてみようと思います。
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外付けBluetoothキーボードを新調する話(1)

今回は外付けBluetoothキーボードを新調したので、それにかかわる話を書いてみようと思います。
自宅でのPC作業をする際、メインで使っているのがモバイルサイズのノートPCなので、キーピッチが狭かったり(SurfaceGOのタイプカバー)、キーボードが変則配列で打ちにくかったり(OneMix4)するので、長文を打つような作業をする際は外付けのBluetoothキーボードを使っていました。
選定にもかなり力を入れ、キー配列やキーピッチ、タイピングの快適性などにこだわった結果、MoboKeybordを購入し、5年くらい使っていました。キーボードの選定に関する記事はこちら
↓MoboKeybord(新型。自分が持っていたのはこの旧モデルです)

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分解して故障個所を調査したところ、折り畳みの可動部をまたいで配線されている内部のケーブルの物理的な接触不良が原因でした。(ケーブルを抑えながらキーをタッチすると反応するが、手を離すと効かなくなるような感じでした)
メーカーに修理を依頼したところ、旧型のMoboKeybordはすでに生産終了で修理は受け付けておらず、新しいのを買ってください。と言われてしまいました・・・
しばらくはデスクチップPCのワイヤレスキーボードを引っ張り出して作業したりもしていたんですが、毎回デスクトップPCからキーボードのレシーバーを取り外し、TYPE-C-A変換コネクタを接続し、PC本体に繋ぎこむという作業が手間になってしまいます。
できればノートPCと同じ場所に収納して一緒に取り出したいところですが、サイズが大きく場所も取るので収納スペースの確保も困難です。
という事でしばらくは我慢していたのですがやはり代わりになる折り畳み式のキーボードを新調することにしました。
当時の要求スペックからは大きく変わらないので、MoboKeybordをリピート購入するのも悪くはないのですが、この際なので現在の自分の要求スペックを整理し、ニーズに合ったキーボードを選定購入しようと思いました。
次回は要求スペックの整理および選定購入までの話を書いてみようと思います。
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2024年02月17日

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリする話(2)

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリさせる話の続きです。
今回はAnkernanoChargingStationを購入したので、その実機レビューを行います。

↓今回購入したAnkernanoChargingStation

Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W) (USBタップ 電源タップ AC差込口 2口 USB-C 2ポート USB-A 2ポート 延長コード 1.5m) 【PSE技術基準適合】MacBook PD対応 Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応 (グレイッシュブルー)

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20240217_223816.jpg
↑現物(色違いですが・・・)を上から見たところ
平べったい本体の後ろに電源ケーブルが引っ付いています。
上面にはAC100Vコンセントが2口ついています。

20240217_223840.jpg
↑裏面には滑り止めのゴム足が付いています。

ただし、本体が軽すぎて、置き方によってはケーブルのコシに本体の重さが負けてしまい、浮き上がってしまうようです。
20240217_223827.jpg

なので、本体を机の端っこに置いて、ケーブルを机から垂らすような感じにすると場所も取らず、滑り止めが効くので机からもずり落ちずに使うことができました。
20240217_223925.jpg

20240213_003513.jpg
↑コンセントを挿し込むと、プラグ穴の周辺が持ち上がってきます。
おそらく100Vコンセントの厚みを確保するには本体が薄すぎたのではないかと思われます・・・
ちなみにコンセントを引き抜くとコンセントの出っ張りは勝手に引っ込んでくれるようです。

20240217_223854.jpg
本体前面(側面?)にはUSBポートの類が付いていました。
Type-C(USB-PD67W対応)が2口、Type-A(5V-2.4A)が2口になります。
ちなみに接続ポートの組み合わせと各ポートの最大出力は以下のようになっているようです。
20240217_232553.jpg
組み合わせを見ていると、USB-PDの67W出力がフルで使えるのは、Type-Cケーブル1本挿しの時だけのようです。
そこからType-AやType-Cを追加で接続すると1ポート当たりの最大出力は45Wに下がるようです。
つまりOneMix4などの高出力を要求するPCをUSB-Cに直結する場合はほかのUSBポートには機器を接続できない。
という事になります。
実際に同時接続を試みましたが、以前の45WのPDアダプターを使った時のように、電源供給が間に合わず、充電が切れてしまう現象が発生しました。
ちなみにSurfaceGOは要求電力が低いので、スマホと同時接続が出来ました。
どうしても同時接続するときは、上面のAC100Vコンセントを使うことになりそうです。
20240217_225230.jpg
↑OneMix4の充電器とDELLのノートPCのACアダプター、そしてスマホ用のUSB-PDケーブルを接続したところ
コンセントの向きが縦向きなので、隣り合ったACアダプター同士が干渉せずに使うことが出来ました。

パソコン類と組み合わせて使う場合は若干の注意点はありますが、わざわざ机の下に潜り込んでコンセントに電源アダプターを挿す必要もなくなり、コンパクトで配線した状態もケーブルの方向がそろっていてスッキリするので、非常に使い勝手のいい充電アダプターであると思います。

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2024年02月12日

PCやスマホの充電周りの配線をスッキリする話

我が家では主にリビングテーブルでPCの作業をしています。
使用しているのはUSB-PD充電を行う小型PCや、ノーマルのコンセントから充電を行う14インチクラスのノートPC、そして撮影した写真や動画を転送するためのスマートフォンなどです。
USB-PD系の充電を行う際は、PD対応のACアダプターを使用していますが、コンセント直挿しのアダプターはコンパクトで持ち運びは便利な反面、コンセント端子が本体直結なので、使用時に隣接するコンセントをつぶしてしまうという欠点もあります。
我が家ではリビングテーブルでの作業を想定していたので、机の下に2口コンセントを配置しているのですが、USB-PDの電源アダプターを片方のコンセントに挿すと、もう片方のコンセントの口も塞がれてしまい、使えなくなってしまいます。
20240212_224544.jpg
↑コンセント全面を埋め尽くすPD充電アダプターの様子

対策として3口のテーブルタップをコンセントに差し込み分岐したりもしているのですが、毎回机の下に潜り込んで配線をしなくてはいけない上、外観的にも今一つゴテゴテしてスッキリしない感じです。
タップを机の上に引き上げて配線する手もないことはありませんが、ケーブルの自重でタップ本体が引っ張らで机の上からずり落ちてしまったりしてしまいます。

という事情で机の上にスッキリと配置することが出来、さらにUSBもコンセントも同時に接続できるような電源タップを探していたのですが、最近Anker製のよさげな充電タップを発見してしまいました。
↓こんなやつ

Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W) (USBタップ 電源タップ AC差込口 2口 USB-C 2ポート USB-A 2ポート 延長コード 1.5m) 【PSE技術基準適合】MacBook PD対応 Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応 (ホワイト)

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ACコンセント2口、USB-Aポート2口、USB-PDポート2口を備える薄型軽量コンパクトな充電ステーションです。しかもテーブル上に設置するととを想定されているので、滑り止めのゴム足付きのようです。
USB-PDポートはは67W出力まで対応しているので、高出力を要求するハイスペックなPCも充電することが出来そうです。
値段はそこそこ張りますが、それ相応のメリットが得られそうなので、早速購入してみることにしました。
次回はこの薄型軽量、高出力な充電ステーションの実機レビューを行ってみようと思います。

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2024年02月02日

ARグラスを買ってみる話(5)

前回に続きXrealBeamの使用感についてのレビューを行っていきます。

XrealBeamは2通りの使い方があります。
1つ目はPCやスマホに接続し、ディスプレイアダプター的に使う方法です。
XrealAir単体では単純に視野の中にPCやスマホの画面を映し出すだけの機能でしたが、XrealBeamを間にかませる事で、様々な表示モードを使うことが出来ます。
主な表示モードは下記の3つです
・ブレ補正モード
画面表示は視界MAXで頭を動かすと動きについて画面も動いてきますが、動き出しに遅延を挟むことで、細かいブレはキャンセルされるモードです。
乗り物に乗っている時にこのモードを選ぶと、細かい揺れがキャンセルされ、ブレを抑制する事が可能です。

・3DoFモード
画面を空間に固定することが出来るモードです。
正面を見た状態でオレンジのボタンを長押しするとそこを中心に空間に画面が固定され、首を振っても画面はそこから動かなくなります。
決まった姿勢で作業をするときなどにこのモードを選ぶと、物理ディスプレイと同じような感覚でXrealAirを使うことが出来るようになります。

・サイドスクリーンモード
画面を視野の端っこに表示できるモードです。
サイズは視界の1/4程度になりますので、細かい文字は見えなくなります。
どちらかというと映像や動画、ナビの地図などを視界の端に表示しつつ、それを見ながら何かをする時に使えるモードです。
画面の位置は視界の4隅に設定することが出来ます。
side_screen.jpg

↑サイドスクリーンモードのイメージ

実際に使ってみたところ、ディスプレイアダプターとしては非常に優秀で、3DoFモードでは首を振っても非常に滑らかに追従し、ブレることなく空間にディスプレイを表示することが出来ました。

そしてもう一つの使い方は、Android端末としての使い方です。
XrealBeamはOSとしてAndroidを搭載しているので、それ単体でも動作することが出来ます。
初期的にインストールされているのはNetFlixとAmazonPrimeVideo、ファイルマネージャーだけですが、PCなどに接続すると内部のストレージにアクセスすることが出来るので、AndroidアプリのインストールファイルをBeam内部のストレージにコピーすることでアプリの追加インストールが出来ます。
アプリ上の画面操作はスペースマウスというものを使います。
これはBeam本体に連動した点状のカーソルをWiiのリモコンのように動かして画面をクリックしたりドラッグしたりするものです。

また、XrealAir単体だと画面サイズ、見える距離は固定ですが、XrealBeamを接続する事で画面サイズと距離も調整できるようになります。
画面が遠いなと思った場合は近づけて表示できますが、あまり大画面を近距離に設定すると、画面が視野角からはみ出てしまい、切れて見える場合もあります。

とまあ、Beamの概要はこのくらいにして実際の操作について書いていきます。

まずXrealBeamにXrealAirを接続すると、XrealBeamの電源が入り、OSが起動します。
20231205_231610.jpg
↑Beamの起動画面。Beamをネットワーク接続するとシステムアップデートが始まります。

アップデートが終わると、メインメニューが表示されます。
この状態から左側のUSBポートとPCのディスプレイポートを接続すると、サブディスプレイと認識され、レンズの中に画面が表示されます。
20231225_215836.jpg
↑Windowsの画面を表示したところ。

ちなみにBeamがWifi接続されていると、ミラキャストやAirPlayからも無線接続が可能となります。
無線接続はケーブル直結に比べると追従性は落ちますが、AndroidスマホやiPhoneをお手軽に接続し、動画再生などをすることが出来ます。

Beam起動後にPCなどの機器を接続せず、アプリのアイコンを選択して起動すると、Beam単体でアプリを起動し、使用することが出来ます。

Beam_menu.jpg
メインメニューの直下に出ているアイコンからだと3Dモードで起動(ブレ補正や3DoFが有効にできる)、2Dアプリのフォルダーのアイコンから起動すると2Dモードで起動されます(Xreal直結と同じ状態:こっちの方が画質は高く、Beam本体の処理の負荷が少ないので、アプリの動作も軽いですが、首を振ると画面がブレる・・・)
20231226_222718.jpg
↑アマゾンプライムビデオを起動したところ。
(ARグラスだと画面撮影が出来なかったので、モバイルディスプレイに映しています・・・)

アプリの追加方法については公式Youtubeで紹介していますので、そちらの動画を参照してみてください。

WindowsPCに接続するとディスプレ認識されると同時に内部ストレージにもアクセスできるようになります。
何らかのStoreアプリを入れておけば、その後はBeam単体でアプリを検索し、追加できるようになります。
ちなみにGooglePlayStoreは使えないので、自分はAuroraStoreを入れて使っています。

とりあえずブラウザを1つ入れるとだいぶ活用の幅が広がります。
おススメはLineのアドオンが使えるKIWI Browserとかです。
ブラウザを入れてしまうとYoutubeやgmailもwebから使えるようになるので、Android端末としてやりたいことはほぼできるようになると思います。
ちなみにGoogleChromeはGoogle開発者サービスに依存しているので、うまく動きませんでした。
というか、Google系のアプリはほぼすべて使えないと思っても良いと思います。
そもそも開発者サービス自体インストールするとバグります。
慌ててアンインストールし、脱Googleでシステムを作り上げています・・・

という事で自分がとりあえずBeamに入れたアプリは以下の通りです。
・FireFoxブラウザー:汎用性の高いブラウザーアプリ
・KIWI Browser:Lineのアドオンが使えるブラウザーアプリ、ブラウザーそのものとしても充分使える
・AmazonShopping:買い物がしたかったのでインストール
・AuroraStore:GooglePlayStoreの代わりとして。インストールしたアプリのバージョン管理もちゃんとやってくれます。
・simeji:キーボードアプリ。Gboardが使えなかったので、こっちで対応しています。

その他の使用感として主に感じたところを以下列挙しておきます。
良かった点
・Android端末として使用すると非常に用途が広がる。
→使用感的には本体のないAndroidタブレットを使っているような感覚です。
 タッチ操作はスペースマウスを使うので慣れが必要ですが、操作に慣れるとBeamとブラウザだけで普段使いのメールとネットは完全に対応するので、かなり便利です。

・空間固定の3DoFモードは非常に優秀
→今まではタブレットやミニPC+モバイルディスプレイで作業をしていましたが、Beam+XrealAirを使う事でモバイルディスプレイを準備しなくてもお手軽に大画面のサブディスプレイを使えるようになりました。
長時間の使用には慣れが必要ですが、手っ取り早く2画面作業したい場合は間違いなくBean+XrealAirを使うようになってしまいました。

・サイドスクリーンモードはながら作業に最適
→サイドスクリーンモードを使うと、洗濯ものを干しながら動画を見たりと、他の作業をしていても、視界に画面が付いてきてくれるので、使ってみると結構快適でした。

・Bluetooth機器を繋げると更に便利に
→XrealAirのスピーカーは音漏れと音質が過大視されていますが、手持ちのBluetoothイヤフォンを接続する事でその問題は解決されます。ノイズキャンセリング付のイヤフォンを使って動画を視聴するとかなりの没入感で動画を楽しむことが出来ました。

とまあ、使ってみるとメリットだらけのBeamですが、気になる点も数点ありました。
その辺りについても以下に列挙しておきます。
・グラス直結に比べると画面の画質は落ちる
→直結だと端末からの生の映像信号を表示するだけなので、細かい文字までくっきりと表示されますが、Beamをかませると、映像信号に対し、グラスの傾きや設定された距離情報を基に処理が入るので、全体的に映像がざらつくような感じになります。(細かいノイズのような滲みが出る感じ)
Excelやメール、ネットサーフィンなど、細かい文字を読むような使い方をしている時に、首を振って表示位置の補正処理が発生すると一瞬ですが画質が低下し、文字が読みにくくなる瞬間があります。
逆にYoutubeやAmazonPrimeVideoのような映像を見るような用途であればさほど気にはならなかったです。

・AirPlay接続時、見られない動画配信サービスがある
→AirPlayでiPhoneを接続すると、Youtubeは見れましたが、AmazonPrimeVideoなどの動画配信サービスはプロテクトがかかり見られませんでした。この辺も今後のアップデートで改善される事を期待します・・・

・充電の挙動が怪しくなる場合アリ?
→USB-PD対応で普段は急速充電が出来るのですが、充電しながら使っていると時々PDの充電モードが有効にならず、充電しているのにバッテリー残量が減っていくような現象が発生します。
電源ボタンをお長押しし、本体を再起動すると治りますが、今後のアップデートなどで修正されることを期待しています。

・スペースマウスがドリフトする
→本体のジャイロセンサーの問題なのか、スペースマウスの青いカーソルが勝手に左右に流れていく現象が発生します。
しばらく使っていると落ち着く場合もありますが、オレンジボタンを長押しし、カーソルの位置を都度リセットしながら使うと問題は解消されますが、これも今後のアップデートか何かで修正されることを祈っています。

・本体の処理速度はあまっり高くない&長時間使っていると結構発熱する
→本体のCPUスペックはあまり高く無い様で、AmazonPrimeVideoなどを3Dモード(ブレ補正や3DoFモード)で使っていると、動きがカク付いたりします。
また長時間使うと結構発熱するので、冷却ファンが全開で動きます。
枕元に置いて使っているとファンの音は結構聞こえてきますし、本体をポケットに入れて使うとファンの熱排気でかなり熱くなりますので、要注意です。おそらくポケットなどには入れない方が良いかもしれません。

・ボタン操作音は結構大きい
→ボタンの操作音ですが、寝室などで使っているとバチバチと結構響きます。
 ブラウジングなどをしているとクリック頻度が高くなるので、周囲に他の人が寝ているとちょっと迷惑がかかるかもしれません。

・画面サイズ設定を最大の139インチにすると、視野内に画面が収まらない
→Beamを使うと画面の距離やサイズを設定することが出来ますが、視野に占める画面の面積比と焦点距離を調整しているような感じです。
視野角が46度なので。あまり大きいサイズの画面設定を選ぶと視野角内に画面が収まらず表示しきれない場合があります。今後ハードウェアの改善で視野角が広がってくると解決されてくると思います。

あと注意点ですが、よくネットの広告映像とかで空間に3画面表示が出来るような事を書いていますが、Beamを使っても3画面にはなりません。(自分は出来ると勘違いして買ってしまいました・・・)
3画面表示には別途Nebulaというアプリが必要になりますが、Windows版はまだベータ版の段階で、公式ページからダウンロードは出来るようです。ちなみにNebulaとBeamは現時点では併用できないようです。

という事で気になる点も色々とありますが、まだまだ発展途上の分野なので、今後の技術の進歩により少しずつクリアはされていくんだろうなと思ったりしています。
いずれにしても、これらの点を差し引いでも得られるメリットは非常に大きく、面白い製品だと思いますので、今後もいろんな使い方を試して、レビューしていこうかと思っています。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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