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リセット後の再立ち上げ3

 先週末には生物ろ過のサイクルが一通り出来上がっているということで45cm水槽に生体を戻してみました。
1週間が経過したところで、水槽にはガラス面にコケが付着してきました。
↓コケが湧いてきた45cm水槽
DSC_0002.jpg
魚の数も増えたところで、水槽の水にもコケの栄養となる物質が増えてきたようです。
(いわゆる富栄養化というやつです)
ここで問題なのは、その富栄養化の原因となった物質は何か?ということです。
栄養といっても色々あり、コケの栄養となり得る物質としては、リン、窒素あたりが代表的です。
リンは魚のえさの食べ残しが分解されて発生します。
窒素はというと、魚の排せつ物が分解されて発生します。
 特に窒素は硝酸塩と亜硝酸塩の2種類の形で水中に存在し、魚に対して毒性の低い硝酸塩ならばまだセーフですが、毒性のお高い亜硝酸塩が出てるとちょっと危険です。
 今の状態がどっちか分からないので、とりあえず水質検査を再度実施してみることにしました。
結果は・・・↓
DSC_0013.jpg
亜硝酸塩が出ていました。。。
どうやらパイロットフィッシュで沸かせた硝化バクテリアでは追加で投入した生体の排せつ物は分解しきれていないようです。つまり、今回はうっかりろ過バクテリアのキャパを超えて生体を入れてしまった。
ということになります。
とはいえ、引っ越し水槽はこの間片付けてしまい、もうありません。
 仕方ないので、ここは換水で亜硝酸の濃度をコントロールしつつ、硝化バクテリアの立ち上がりを待つ事にしました。最終的に立ち上がりが遅い場合は、近隣の水槽の水を混ぜてしまえば、バクテリアの補充は可能なのですが、アオミドロのリスクもありますので、それは最終手段として取っておきます。
コケは目立つので、淡水魚水槽から石巻貝を一匹連れてきました。
↓石巻貝を投入したところ。これからコケ取りで活躍してもらいます。
DSC_0005.jpg







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またまたエアーポンプの修理

 今朝何気なく屋外の土佐錦の鉢を見ると、エアリフト式のフィルターが動いていませんでした。
 エアーポンプは先日コルが焼き切れて買い替えたばかりです。慌ててポンプまわりを確認したところ、ポンプの動作音は通常通りでした。次にチューブの詰まりを疑いましたが、チューブを抜いて息を吹き込むと、普通に空気が出たので、チューブの詰まりではなさそうでした。
 次に、チューブを取り外し、ポンプの吐出口から空気が出ているか確認したところ、一応空気は出てはいるようです。
 ただし、水中のエアーストーンに空気を送り込むには、そこまでの水圧を押しのけて空気を送り込む必要があるので、そこまでの圧力をかけて空気を送り出す事が出来なくなっているようでした。
 この手のエアーポンプはダイアフラム方式といい、電磁石を使ってダイアフラム(ゴムの膜)を振動させ、空気を吸い込んだり吐き出したりする構造を採用していますので、その構造を基に、どのあたりが壊れているのか考えてみました。
↓空気を吸い込むときのポンプ内の各部品の動き。(暇人なので、Excelのオートシェープを使って絵を描いてみました)

air_pomp_1.png

↓空気を吐き出す時の動き

air_pomp_2.png

 圧力がかからない時には空気が出てるので、考えられる現象としては、ダイアフラムのゴム膜が破れている/穴が開いている。もしくは空気の出入り口についている弁が破れているのではないかと推測しました。





 その辺を念頭に入れて、現物を分解してみました。
 まずはダイアフラムですが、特に亀裂や破れは見られませんでした。
 一般的にエアーポンプの寿命がくると、動きの激しいダイアフラムのゴム材料が劣化し、亀裂が入ったり破れたりすることが多いのですが、今回は違うようです。という事は、今回の故障の原因はもう1つの要因である、弁の破損が考えられます。
↓弁本体部品。黒くて丸い部分がゴム栓になっており、弁を組みつけた後、この栓で蓋をして気密性を保っているようです
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このゴム栓ををマイナスドライバーの先端でほじくって取り外し、中を開けてみる事にしました。
すると・・・
↓予想通り、弁が破れていました・・・
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 このペラペラの弁が破れたおかげで、空気が上手く送れなくなっていたようなので、こいつだけを交換すればおそらく直るのですが、この弁単品では売っていないので、一般的に修理をするには、写真のユニットがをスペアパーツで売っているので、これを購入し、丸ごと交換しないといけないようです。
 ダイアフラムがやられているのであればまだしも、こんな小さな弁の為に部品丸ごと交換は何となくもったいなかったので、一か八か、破れていない部分が空気穴にかぶさるように、弁を付け替えてみる事にしました。
↓応急処置の様子。半透明のゴム栓に弁を半分挟み込み、空気穴を塞げるような位置で固定してみました。
DSC_0010.jpg

そして弁体を組み直し、電源を入れたところ・・・
勢いはイマイチですが、一応空気は出るようになりました。
↓ポンプ復旧後の土佐錦鉢
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 このペラペラのゴム自体も、繰り返しの屈曲に強い材料を選定しているようなのですが、代替品が無いか、一度ホームセンターを漁ってみようと思います。
見つからなければ、次回より全交換で対応しようと思います。



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リセット後の再立ち上げ2

 45cm水槽を再立ち上げ開始し、2週間と少しが経過しました。
 立ち上げ直後からパイロットフィッシュのアカヒレとシマドジョウに水づくりを頑張ってもらってきましたが、先週時点ではまだ生物濾過のサイクルは形成途中である事が分かり、生体の投入は控えておりました。
 そこから1週間と少し経過という事で、水質の再チェックを行いました。
 結果としては、亜硝酸の検出はほゼロ、硝酸塩のみが検出される結果となりましたので、一通りの生物濾過サイクルが完成したものと判断しました。
↓試験紙によるチェック結果。硝酸塩のみが少しだけ検出されています。硬度、pHについては問題なしでした。
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 ろ過が出来上がれば、生体を戻してもおそらく問題ないだろうという事で、今回は生体の引っ越しを決行する事にしました。
 まずは、発泡スチロール水槽から、ヒーターを取り出し、ブラシで洗浄したのち、45cm水槽に設置し、水温を熱帯魚向けに調整することにしました。
 ヒーターを抜かれた発泡スチロール水槽は、断熱性が高いので少しの時間であれば大幅な水温の低下はありません。まずは45cm水槽の水温が上昇し、元の水槽の温度に近づくまで放置しました。
↓ヒーターを再投入した45cm水槽。
DSC_0237.JPG




 その後、発泡スチロール水槽から生体を取り出し、水合わせをした後、45cm水槽に再投入しました。発泡スチロールの仮住まいはこれでお役御免ですので、フィルターを取り出し撤収しました。
 あと、水槽の中をよく見るとやはり平巻貝が数匹見られました。おそらくフィルターの濾材の中に潜んでいたものと思われます。という事で、今まで使っていたコーナーフィルターはこの水槽と同じく、お役御免でお蔵入りにさせて頂きました。
このコーナーフィルターも4年間使っていた事もあり、バクテリアも十分に定着していたようです(仮住まいで立ち上げたこ発泡スチロール水槽の水が、異臭を出す事無く、きれいにろ過できていたので)が、平巻貝の撲滅も今回のリセットの目的のうちの一つなので、勿体ないですが、今後の使用は諦めました。また何かの機会で水槽を立ち上げる事があれば、中身をリセットし、再利用しようと思います。
 ちなみに、魚達を戻して気が付いたんですが、アカヒレやシマドジョウの色が元々居る個体と著しく変化していました。これについては、おそらく発泡スチロールの水槽内は遮光状態だった事が関係しているようです。
↓色が変わってしまったアカヒレ達(中央右側)。同じ種類の魚に見えない・・・
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↓色が変わってしまったシマドジョウ(左側)と通常の体色のシマドジョウ(右側)
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 ちなみに退避していた魚たちは、水槽の蓋を開けるたびに怯えてフィルターの陰に隠れる習慣がついたり、上からのぞかれると驚いて底の方にもぐってしまったりしていたので、水槽に投入した直後は底の方に固まって泳いていました。
↓投入直後
DSC_0242.JPG

が、数時間すると景色の変化に慣れたようで、水槽内一杯に広がって泳いでくれるようになりました。
↓数時間後の様子
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 やはり水槽は色々な種類の熱帯魚が混泳すると、見た目も華やかでいい感じですね。
これからしばらくは生体を増やした状態で生物濾過の能力を上げていきます。
(色々調べたところ、水槽立ち上げの早期に水草を入れると、アンモニアや亜硝酸の分解が水草頼みになり、バクテリアのろ過能力があまり上がらないらしいので・・・)また、生体が増えたという事は硝酸塩の蓄積速度も上がるという事ですので、水替えは忘れずに行っていこうと思います。

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水槽に自作バックスクリーンを

 立ち上げ中の45cm水槽について、以前より水草を育成してきましたが、折角綺麗に水草を育成しても、背景に水槽の裏側に設置した機材やコードがごちゃごちゃと映り込むのは見栄え上よろしくないという意見が家庭内でも挙がって来てました。
 言われてみれば確かに・・・です。現に30cm水槽は元々背景が黒のボードですので、水草の姿が締まって見えます。
↓貼り付け前の水槽。水槽の裏側のコンセントやコードが丸見え。
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↓30cm水槽。背景が黒なので、全体的に引き締まった感じ??
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お名前.com

45cm水槽もバックスクリーンを貼るとまた違った感じの見栄えになるかもしれません。
と、いうわけで今回は水槽にバックスクリーンを貼る話です。

 バックスクリーンを調達する方法は2つあり、一つは専用のフィルムをアクアショップや通販で購入する方法。
この方法の場合、一般的な黒色や青色のバックスクリーンは数百円で入手する事ができます。ただ、単色の黒は既に30cm水槽で使っているので、今回は趣向を変えてミスト風の色を考えてました。ミスト風のバックスクリーンは店頭ではなかなか取り扱いが無く、通販でも結構な値段が付いているようです。
 という事で、今回は二つ目の方法。そう自作を選ぶことにしました。
 バックスクリーンを自作する方法としては、それっぽい色のプラスチック板やフィルムをホームセンターで調達し、水槽の大きさに合わせて加工、貼り付けを行うのが一般的です。
 何か良さげな素材ないかな〜と、近所のホームセンターをうろうろした結果、いいものを見つけました。
そう、窓ガラスに貼り付ける、窓飾りシートというやつです。
↓今回使用した窓飾りシート
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大きさも47cm×90cmと、我が家の水槽のサイズだとカットして3つの水槽に貼り付けるだけの大きさがありました。しかも、値段は一巻千円弱でした。
これはお得なので、早速購入。
まずは水槽のサイズに合わせてカットしました。
↓シートを切っている様子。剥離フィルム側に油性マジックと定規で罫書き線を引いていきます。
DSC_0230.JPG
その後、ハサミでフィルムを切断。
予め汚れをふき取った水槽の裏面に霧吹きで軽く水をかけてから剥離フィルムを剥がしながらシートを貼っていきました。
貼り付ける時、不可抗力的に気泡が混入しますが、あらかじめ霧吹きで水槽の表面を濡らしておけば、クロス貼りのヘラや定規等をゴリゴリとこすり付け、気泡は追い出す事が可能です。
逆に濡らしておかないとガラスとシートが完全に密着てしまい、いくら頑張っても気泡は動きません。
試行錯誤を数回行った結果、綺麗にバックスクリーンを貼る事ができました。
↓自作バックスクリーンを貼り付けた後の45cm水槽。
DSC_0232.JPG
シートのおかげで背景がぼかされて見え、なおかつ明るい感じに仕上がりました。
ちなみにシートが余ったので、ついでに40cmの淡水魚水槽も同じ要領でバックスクリーンを貼ってみました。

水槽の見栄えも良くなったので、水草を植えて綺麗なレイアウトに仕上げたいと思います。

現時点の水質の状態としては、硝酸塩と亜硝酸塩両方が検出されているようでした。
↓検査の様子
DSC_0235.JPG
水が出来上がるまでもう一息といったところでしょうか。
パイロットフィッシュ達には、もう少し頑張ってもらおうと思います。

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リセット後の再立ち上げ

先週リセットが完了した45cm水槽の続きです。

 水の循環を初めて1日後、溶岩砂の細かい粒子が沈殿し、綺麗に水が透き通ってきました。水温も室温になじんできましたので、まずは引っ越し水槽からアカヒレ3匹を戻し、パイロットフィッシュの役目をしていただく事にしました。ついでに、餌の食べ残しを処理してもらう為、シマドジョウにも手伝ってもらう事にしました。
↓引っ越し水槽から戻ってきた一部の魚達
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 アカヒレは水質や水温の変化に強い魚で、元々ヒーターを使わなくても、問題なく飼育できるようです。
シマドジョウは元々国産魚なので、これもまた水温の変化には強い魚です。もちろん単体で飼育する場合はヒーター不要です。

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まずはこの4匹により、水槽を立ち上げていこうと思います。
バクテリアが湧き、水が出来上がるまでの流れとしては。
1.魚から排泄されるアンモニア濃度が上昇

2.アンモニアを分解するバクテリアが発生し、亜硝酸塩の濃度が上昇

3.亜硝酸塩を分解し、硝酸塩に分解するバクテリアが発生し、硝酸塩の濃度が上昇。

という感じですが、1,2の段階に発生するアンモニア、亜硝酸は魚にとって毒性が高く、ある程度の水質悪化への耐性を持った魚が必要になります。
 3の段階に発生する硝酸塩は前者に比べると毒性が低く、この段階に入るとバクテリアの分解サイクル(生物濾過というらしいです)が完成という事になります。ちなみにこの時点でアンモニア、亜硝酸は水槽の水からは検出されなくなります。

 今まではこのサイクルを短縮するため、以前の飼育水を”種水”にし、最初からバクテリア入りの水で水槽を立ち上げてきたんですが、今回は完全に以前の水槽からのリセットを意識しているので、一からの立ち上げを選びました。
 このサイクルを意識して水槽を立ち上げるのは初めてなので、どのくらい時間がかかるか分かりませんが、調べてみると、一般的にはおよそ2週間前後はかかるとの事です。時間はかかりますが、今回は気長に待とうと思います。

 生体の引っ越しや、水草の追加は基本的にこの生物濾過が立ち上がってからとの事ですので、もうしばらくはこの殺風景な水槽で頑張らなくてはいけません。
 水質チェックを行いつつ、立ち上がりを確認していこうと思います。

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あと、以前植えていた水草類は、バケツに入れて様子を見ていた所、やはり平巻貝が湧いていましたので再利用は諦める事にしました。その代わり、屋外で育成している水上葉や、30cm水槽で育成しているパールグラスを一旦水上化し、水上葉から植え直そうと思います。
↓CDケースの蓋とソイルを使って育成を開始したパールグラスの水上葉。細かい芽が出てきています。
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ちなみにケースの下に写っている水槽は魚ではなく、トカゲ(野生のカナヘビ)の飼育ケースです。
(本当はこっちの飼育状況もアップしたい所なんですが、今の所見合わせ中です・・・)



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リセット作業2

45cm水槽のリセット作業の続きです。
以前まで使っていた機材類はすべて取り除きましたので、次は新たな環境の整備です。
まずは、水槽の掃除をもう少し念入りに行ってみました。
特に水槽の隅っこに付着した頑固な汚れを取ろうとしたんですが、たわしでこすっても、スクレーパで引っ搔いても取れませんでした。おそらく水に含まれていた鉱物系の汚れが固まって付着しているようです。
↓水槽の隅っこに付着した頑固な汚れ。
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そこで、妻がよく使っている水垢取り「ダイヤモンドパフ」を使ってみました。
水をつけてこすってみると、こびりついた汚れが粉々に削れ、見る見るうちに取れていきました。
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↓磨いた後の水槽。固まっていた汚れが綺麗に取れています。
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水槽も綺麗になったところで、次はろ材とフィルターの配置です。
今回は水槽の最底面に濾過層を作りたいので、手持ちのろ材系を敷き詰めました。
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その上に底面フィルターのパネルを敷き詰めました。
今回使用するのはエアリフト方式の底面フィルターで、ニッソーのバイオフィルターです。
土佐錦の鉢もこれを使ったんですが、エアリフトとしてはかなり優秀なので、リピート採用です。
バイオフィルターは30cm〜60cm水槽用がありましたが、エアリフトの部分は共通で底面パネルの枚数が違うだけみたいだったので、基本セットの30cm用を購入し、手持ちの水作の底面パネルと組み合わせて使用することにしました。資源の有効活用です。
DSC_0210.JPG
底面パネルを敷いたら、その上に洗濯ネットを被せ、パネルへの目詰まりや、砂の侵入を防ぎます。
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次は底床の準備です。
今回は有茎草の根付きがよく、ろ材としても優秀な、溶岩砂を使用します。
ソイルも考えたんですが、肥料が切れたら1年で定期リセットというのがちょっと・・・
前回も大磯砂で4年間維持できたので、やっぱり石、砂系の底床を選んでしまいました。
幸い前回の30cm水槽の立ち上げで使用したVolcano が余っていたのでそれを使うのと、足りない分は同じものを通販で購入しようと思っていましたが、一向に入荷しないので、近所のアクアショップでマスターサンドを購入し、混合で使用しました。
溶岩砂の難点は、洗浄がめんどくさいところですが、前回の立ち上げで大体の要領はつかんでいたので、洗浄作業は大して苦にはなりませんでした。
↓溶岩砂の洗浄の様子。シャワー水を噴射し、洗浄します。
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↓最初は泥水そのものですが、回数を重ねると徐々に水が透き通ってきます。
DSC_0214.JPG
洗うポイントはあまりガシガシと圧力をかけないことです。
圧力をかけると砂が砕けて泥になり、使える砂の量が減ってしまいます。

洗浄後、スコップで水槽に溶岩砂を敷き詰めていきます。
DSC_0215.JPG
今回も水草育成を行うので、5〜6cmを目安に敷き詰めました。

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底床を敷いた後は、室内に水槽を運び、元の場所に設置。
まずは、既存のエアーポンプに分岐ジョイントを接続し、新しいフィルターに空気を供給できるようにしました。ポンプの容量としては、今のところエアリフトのコーナーフィルター1台を最小の吐出量で駆動しているので、2台目をつないでも、分岐コックの開き具合(二つのフィルター間に水圧差があるので、バランスが悪いと片側にしか空気が行きません)とポンプの吐出量を調節してやれば問題ありませんでした。
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そして、いよいよ水を入れていきます。水の勢いで砂利に穴が空かないよう、ペットボトルを半切りにし、穴をあけたものを水槽にクリップ止めし、その中にバケツの水を注いでいきます。
DSC_0217.JPG

↓給水が完了した直後の水槽。溶岩砂の微細な粉が浮遊しているので、白く濁って見えます。
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フィルターも動いているので数時間経過すると透明な水になると思います。
循環が落ち着き、水温が室温になじんだらパイロットフィッシュを入れようと思います。



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リセット作業1

生体の引っ越しも終わったので、次は本格的に水槽のリセットに移りました。
まずはポンプで飼育水を完全に抜きます。
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次に、スコップで底床の大磯砂をすくい、バケツに移していきます。
↓作業の様子。約4年間使っていたので、砂利とヘドロが混ざって水がすごい色になっています。
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次は底面フィルターの撤去です。
あまりにもヘドロまみれなので、水で流しながら撤去していきます。
ちなみに、使えそうな水草は抜いて、後で仕分けようと思います。
特にパールグラスとかは、水上葉で培養し、再利用の方向です。
バリスネリアも小振りな株がかなりの数取れましたが、平巻貝の卵が付いている可能性があるので、再利用についてはちょっと考えます。
↓引き上げた水草たち
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大磯砂をある程度取り出すと、底面プレートとの境にひいた洗濯ネットが見えてきたので、水槽を屋外に運び出し、洗濯ネットを持ち上げ、残りの大磯砂をバケツに移しました。
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あと、水槽自体も結構汚れていたので、スクレーパ等で汚れも掻き落としていきます。
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という感じで、まずは水槽を完全に空っぽにしました。
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次は、砂利の洗浄を行いました。
洗っても洗っても、水が汚く汚れてしまいます。
やはり4年分の汚れは馬鹿にできないです。とはいえ、この砂は当分使わないので、程々に洗って袋にしまっておきました。
次の段階は新しいフィルターと底床の配置ですが、未だ機材未手配なので、早めに調達し、進めようと思います。



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リセット開始

引っ越し水槽を立ち上げて一週間が経過しました。
水質が安定しているかどうか、まずは水質検査を実施してみました。
↓立ち上げ後の引っ越し水槽。水温は16.5℃で安定。
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↓水質検査の結果も特に問題ないようです。
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下準備も整いましたので、リセット開始です。
まずはパイロットフィッシュの金魚はお役御免ですので、元の金魚鉢に戻ってもらいました。
そして、45cm水槽から生体の引っ越しを開始しました。
網で掬うと生体にストレスを与えてしまいますので、柄杓で魚を数匹ずつ掬ってバケツに移していきます。
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↓退避した魚たち
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次にフィルターを外し、裏に隠れているエビたちを救出しました。
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ちなみにエビたちは引っ越し水槽の中で隠れ場所が無くなりますので、30cm水槽に移しておきました。
↓引っ越しが完了し、空っぽになった45cm水槽。相変わらずコケまみれです・・・
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引っ越し水槽に使っていたヒーターは能力不足なので、元々45cm水槽に使っていたヒーターと交換しました。
フィルターも使っていたやつのほうがバクテリアがしっかり沸いているので、そっちに交換しました。
すると、水温はぐんぐん上がっていきます。
↓ヒーターとフィルターを移植した後の引っ越し水槽。
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↓バケツに退避した魚はしばらく水合わせを行いました。
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とりあえずこれで引っ越しは完了ということで、次は水槽のリセット作業に入ります。



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引っ越し水槽の準備

以前よりリセットを検討中の45cm水槽ですが、なかなか部材の手配が進まず、未だにコケ放題で放置中です・・・
DSC_0171.JPG
↑コケ生え放題の45ccm水槽。この写真はアオミドロを除去した直後なので少しマシに見えますが、普段はアオミドロモサモサです。おまけに大磯砂にまで茶コケが生えだし、非常に汚らしくなってきています。
そんな中、今更ですが、バリスネリアが成長の兆しを見せています。

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早くリセットを・・・と言いたいところですが、よくよくリセットの手順を考えてみると、生体の退避がまず最初に必要であることに今頃気づきました。
退避先として考えられるのは、お隣の30cm水槽、そのまた隣の40cmの淡水魚水槽ですが、30cm水槽は水草がいい感じで育っているのであまり環境を変えたくありません。
45cm水槽はそもそもいる魚の種類が違いすぎるので、おそらく共存不可能です。
ということは、新たに仮で水槽を立ち上げなくてはいけない。ということになります。

とは言っても、我が家にはそんな余っている水槽はありません。
水槽に代わる何か無いかなーと、探してみたところ、いい物を見つけました。
数年前、妻の実家にお歳暮でカニが届いたんですが、そのカニを収容していたエアーポンプ付きの巨大な発泡スチロール容器です。
容積から見ると45cm水槽と同じくらいのサイズですし、なにしろ発泡スチロールなので、保温機能抜群です。
早速そいつを引っ張り出し、使えるかどうか試してみました。

まずは、容器を洗い、水を入れてみます。もし穴が空いていると水が漏れてアウトです。
結果としては問題なく水が入りました。
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水が入ったらこっちのもんです。
あとは、水を循環するフィルターと保温用のヒーターを準備できればOKです。
フィルターは余っていた水作のコーナーフィルターを使いました。水作のコーナーフィルターは底面フィルターと組み合わせると非常に優秀なろ過能力を発揮しますが、単体ではかなり能力が落ちます。若干ろ過能力に不安はありますが、仮住まいなのでとりあえずこれで良しとしておきます。
↓コーナーフィルターを入れた発泡スチロール水槽
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次にヒーターです。熱帯魚を退避させるので22〜3℃以上の水温が必要なところですが、今は真冬なので、水温は11℃でした・・・
幸い、土佐錦用の睡蓮鉢に使用していたオートヒ−ターがあったので、そいつを借用してみることにしました。
ただし、このヒーター、約一年間電源を入れっぱなしなのでまだ壊れずに正常に動いてるかどうかちょっと自信がありませんでした。
試しに水中から取り出し、よく見てみると、うっすら湯気が上がっていました。
どうやらヒーター自体はまだ壊れていないようでした。
このヒーターも能力が問題ですが、発泡スチロールの断熱効果もあるので、能力が低くてもある程度の加温効果は期待出来るのではないかと思われます。
試しに数日間容器の中に放り込んで、水温がどうなるか試してみることにしました。
↓ヒーター投入直後の状態。水温は11.5℃と、熱帯魚には過酷すぎる環境です。
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最後に、バクテリアを沸かせるため、パイロットフィッシュを投入しました。
一般的にパイロットフィッシュとしてはアカヒレとかネオンテトラを使ったりするんですが、今回は寒い屋外なので、金魚鉢から金魚に出張してもらうことにしました。
とりあえずこの状態で一週間置いて、水質検査をしてみようと思います。
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