2010年07月27日
日本人は会社に遺書は書かない
プレジデント別冊(2010年8月20日号)で日本の残業についてこう書いています。
P69
会社ぐるみで規則をつくって強制しなければ残業が減らないというのは、
本来恥ずべきことです。
日本人は個の自立ができていないから規制が必要になるのであって、
規則で縛られることに疑問はないのか、プライドはないのかと思います。
自分は仕事が好きだから残業してベストを尽くすのだという反論もあるかも知れません。
しかし、乗っている飛行機が墜落しようというときに、残された時間で家族あての遺書を書く人はいても、会社あての遺書を書く人はいない。
社員は会社を愛してなどいません。
経営者も社員の残業が愛社精神によるものではないことを知るべきしょう。
こう宋 文洲氏は批判しています。
しかし、私は会社ぐるみで規制を使って残業を減らそうとする姿勢はむしろ日本では
良いほうだと思います。
しかし、残業を減らしても家に帰って仕事をしたり、
休日出勤が増えたりするなら無意味です。
現在では、もう残業することが当たり前になっています。
残業するということは、会社の仕組みがおかしい。
まずそういう考えが浮かんできてもいいはずなのに、
なかなかそのような考えを出てこない気がする。
または、分かってるのに「残業は当たり前だ」という先入観が
抜けきらないのだと思います。
ちなみに、会社は社員の何に給料を出すのか?
意見はいろいろあると思いますが、私は「命(時間)」だと思います。
なぜ、「時間」でなくて「命」というシビアな言葉にしたか。
それは、このような言葉でないと自分の大切なものを会社に
つぎ込んでいると実感がわかないと思うからです。
P69
会社ぐるみで規則をつくって強制しなければ残業が減らないというのは、
本来恥ずべきことです。
日本人は個の自立ができていないから規制が必要になるのであって、
規則で縛られることに疑問はないのか、プライドはないのかと思います。
自分は仕事が好きだから残業してベストを尽くすのだという反論もあるかも知れません。
しかし、乗っている飛行機が墜落しようというときに、残された時間で家族あての遺書を書く人はいても、会社あての遺書を書く人はいない。
社員は会社を愛してなどいません。
経営者も社員の残業が愛社精神によるものではないことを知るべきしょう。
こう宋 文洲氏は批判しています。
しかし、私は会社ぐるみで規制を使って残業を減らそうとする姿勢はむしろ日本では
良いほうだと思います。
しかし、残業を減らしても家に帰って仕事をしたり、
休日出勤が増えたりするなら無意味です。
現在では、もう残業することが当たり前になっています。
残業するということは、会社の仕組みがおかしい。
まずそういう考えが浮かんできてもいいはずなのに、
なかなかそのような考えを出てこない気がする。
または、分かってるのに「残業は当たり前だ」という先入観が
抜けきらないのだと思います。
ちなみに、会社は社員の何に給料を出すのか?
意見はいろいろあると思いますが、私は「命(時間)」だと思います。
なぜ、「時間」でなくて「命」というシビアな言葉にしたか。
それは、このような言葉でないと自分の大切なものを会社に
つぎ込んでいると実感がわかないと思うからです。